良い作品か?ではなく、誰の作品か?で価値を決める人々 | サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

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人様から、お金を貰って提供できるだけの何かを形にするためには、最低でも10年は必要。確固とした専門スキルを持たぬ者が「大事なのはお客様」などと主張するのは持たざる者の言いわけ。それを、いかにして成すかを理解せぬ者が、何をするかだけを決めるのは間違いのもと。

前回の記事は、こちら─、
『 ロックは、すべて彼らの焼き直しだった!? 』



そして─、



先にも述べた、
アルゴリズム作曲のパイオニアの一人で、



カリフォルニア大学サンタクルーズ校の、
ディヴィッド・コープ名誉教授によれば、



実際、コンピュータが作曲したと言うと、
難色を示す人でも、



そのことを伏せて聴かせると、
案外、違和感なく受け入れ、



それどころか、いかに感動したかを、
語る場合も多いと言う。



要するに─、



人は聴きたいと思うものしか聴かないものであり、
これは "偏見" の問題なのだ。



確かに─、



「 コンピュータに音楽が理解できるものか! 」



と主張したい心理は分からないでもない。



( 実際、コンピュータが、
音楽を理解しているわけではない。)



ましてや─、



音楽を専門に取り組んで来た者たちにとっては、
死活問題であろう。



しかし─、



そうやって片意地を張ったところで、
今後、楽曲制作におけるアルゴリズムの活用は、



ある程度は、当然のこととして、
浸透していくことになるだろう。



従って─、



悪いことは言わない。



今後、音楽を志される方は、



こういった手法も、
頭ごなしに否定するのではなく、



こういった「 存在 」も踏まえつつ、



人間にしかできないこと、ひいては、



自分にしかできないことを、
見出して行かれることを、おすすめする。



( 次回へつづく... )
『 井の中の蛙も、空の高きは知っている 』