前回の記事は、こちら─、
『 コンピュータには創造性がない?そう言う君は? 』
ロックにしても─、
- ビートルズ
- ローリング・ストーンズ
- ジミ・ヘンドリックス
彼らによって、既に完成されており、
後のものは、すべて、それらの焼き直しに過ぎない、
とまで言い切る専門家もいる。
いずれにせよ─、
彼らの偉大なところは、その分野における、
先駆的仕事をしたということであり、
それこそが、
創造性と言うべきものではなかろうか?
従って─、
あながた、これから、彼らと "同等" の、
仕事に取り組んで行かれるというのなら、
結構、それに邁進されたらいい。
しかし─、
こう言ってはなんだが、
ほとんどの音楽家は、それには該当しないだろう。
ましてや─、
ちまたの人気歌手に提供されるような、
いわゆる、歌って踊れて、
ある程度、ヒットが見込めるような、
商業音楽の制作に当たっては、
過去のヒット曲から、
そのリズムやコード進行、メロディに、
特定のパターンを見出すことができ、
歌詞においても─、
「 翼を広げ 」過ぎず、
「 君の名を呼び 」過ぎることのないように、
気をつけさえすれば…、
それらの多くは、今後、
"アルゴリズム作曲家" の方が、
人間の作曲家よりも、はるかに上手く、
かつ短時間で、やってのけるようになるだろう。
そして…、
( 次回へつづく... )
『 良い作品か?ではなく、誰の作品か?で価値を決める人々 』