前回の記事は、こちら─、
『 年齢と年齢感 ~ 合わない理屈 』
それは─、
決して、不可能ではないにしても、
かなり、非現実的な話だと言わざるを得ない。
それで、おいそれと追い付いて来られては、
こちらとて、商売あがったりである。
であるならば…、
自分だけは例外で、
本業の片手間であっても熱心に取り組めば、
プロに迫るレベルにまで、
追い付いていけるなどと考えるのは、
少々、あつかましいと言うべきであろう。
そのことに気付いてからは、
何かに取り組むに当たり、
そこは、自分が「 勝負 」できる、
フィールドであるかどうか?
という "算段" も、
行うようになってしまった。
例えば─、
音楽に取り組むにしても、
コンピュータを専門に扱ってきた、
自身のバックボーンを考慮するなら、
ピアノよりも、DTM や、シンセサイザーなどに取り組む方が、
より優位な面は、あったかも知れないし、
将棋などにしても、
単に将棋を指すことよりも、
思考アルゴリズムといった切り口の方が、
自分には、より適している面もあったかも知れない。
また─、
ゲーデルの不完全性定理などにしても、
チューリングの停止問題といった入口から入る方が、
自分のフィールドには、より近かったと言えるだろう。
もちろん─、
そんなことは、一切、考えず、
興味があるなら、それに取り組んでみる、
それが─、
一番の理想では、あるのだろうが…。