前回の記事は、こちら─、
『 私たちが自分自身を愛する時に課す条件とは? 』
それが、成長ゆえなのか、
それとも、後退ゆえなのかは別として、
いずれにせよ、物事は絶えず変化していくものだ。
だから─、
ここに記していることは、
現段階の自分が記した "覚書" に過ぎない。
つまり─、
将来の自分にとっては、
たいして価値のないものになる可能性もある。
むしろ─、
一日も早く、そうなっていてほしいと考えている。
◆◇◆◇◆
あなただって、愛するひとが傷ついていたら、
一緒にいてやりたいと思うのではないか?
もちろん─、
思うはずだ。
それどころか─、
真っ先にそう思うだろう。
あなたがしなければならないのは、
ほかのひとたちも同じ気持ちだと信じることだ。
ひとは、あなたを助けたがっている。
「 迷惑だ 」なんて思いはしない。
それどころか─、
まったく逆だ。
助けることができて喜ぶはずだ。
ひとを助けたと思うと、
自分も捨てたものではないと感じて、
自己評価が急騰する。
人生が意義のあるものに感じられる。
少なくとも─、
その瞬間は、
人生の高い目標を感じとることができる。
考えてみれば─、
どんな職業だって、人びとが欲するものを獲得する、
手助けをしているだけだ。
歌手、ダンサー、画家、警察官、医師、教師、
水道工事技術者、俳優、消防士、ストリッパー、
聖職者、野球選手、写真家、航空機乗務員、
ウエイトレス、取締役会長…、
誰でも、誰かが欲するものを手に入れる、
助けをしているだけではないか!
わたしたちはみんな同じだ。
誰も、それ以外のことはしていない。
わたしたちはみんな、
誰かを助けようとして走りまわっている。
それが、わかれば─、
自分が、せっぱつまったときに、
プロの、あるいは愛するひとの、
助けを受け入れることも簡単になるはずだ。
こちらが助けを必要とし、
向こうも助けたいと思っているのに、
どうしてことをむだに、
むずかしくしなければならないのか?
「 ひとに迷惑をかけてはいけない 」
なんてことは忘れよう。
おわかりになっただろうか?
「 ひとに迷惑をかけてはいけない 」
なんてことはないのだ…。
『 変えれば、変わる 』( ニール・ドナルド・ウォルシュ ) より
( 次回へつづく... )
『 自己批判に邪魔されず明晰な頭で問題を考える方法 ( ※効果には個人差があるかも知れません ) 』