前回の記事は、こちら─、
『 歌手、警察官、医師、教師、技術者、俳優、消防士、ストリッパー、これらの職業に共通するものとは? 』
私も、これまで、
多少の年月は生きて来たが、
心配したことのほとんどは、
実際には起こらなかったし、
いつまでも変わらないでほしいと願ったことは、
得てして、そうはならなかった。
そして─、
悪いことだと考えたことのほとんどは、
やがて「 点 」が「 線 」を成し、
その後の私の人生を繋げて行った。
今日たまたま、ここに辿り着いたあなたにとって、
これが、何らかの一助になれば幸いである。
◆◇◆◇◆
誰かと語り合う。
自分自身の心ではない心とコミュニケーションする。
誰かとふれあえば、
続いてきた自分のなかの対話から引き出されて、
外部の誰かとの対話が始まる。
その外部との対話のなかで、
べつの誰かがあなたに新鮮なエネルギーを、
いままでとは違った視座:見方を与えてくれる。
その誰かはあなたの目を曇らせている、
自己批判などにじゃまされず、
明晰な頭で問題を考えてくれる。
その誰かにはあたなのほんとうの姿が見えている。
あなたが自分自身のなかへ入っていくには、
まず自分自身から出なければならないことがある、
という皮肉な真実を教えてくれる。
自分自身を見るためには、自分ばかりを見るのを、
やめなくてはいけないことがあるのだ。
『 変えれば、変わる 』( ニール・ドナルド・ウォルシュ ) より