『 オイコノミア 』~ 経済番組らしからぬ同一目線経済リアル | サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

人様から、お金を貰って提供できるだけの何かを形にするためには、最低でも10年は必要。確固とした専門スキルを持たぬ者が「大事なのはお客様」などと主張するのは持たざる者の言いわけ。それを、いかにして成すかを理解せぬ者が、何をするかだけを決めるのは間違いのもと。

毎週水曜の午後 11 時 25 分 ~ 11 時 50 分に、
NHK Eテレで放送されている─、



『 オイコノミア 』



という番組をご存じだろうか?



2012 年から放送されているそうだが、



実は─、



我が家では、三年前に子供が生まれ、
それを境にテレビをつけることがめっきり減ってしまい、



また─、



つけたとしても、その大半が、
幼児向け番組となっていたことから、



2014 年まで、この番組の存在に気付かずにいた。



僭越ながら、私の方から簡単にご紹介させていただくと、
「 経済 」という、一見すると、お堅くなりがちな素材を、



『 クローズアップ現代 』( 経済番組ではないが、まぁ例えば… )
ほど堅苦しくなく、



それでいて─、



要所々々は押さえて、紹介していく番組とでも言おうか…。



今こそ「 経済学的な知の体力 」を身につけて、
時代の荒波を乗り越えていこう!

( 番組ホームページより )



というスローガンのもと─、



我々の生活に身近な「 経済 」の話題が、
毎回、取り上げられていく。



そして─、



経済番組であるにもかかわらず、経済番組らしからぬ、
雰囲気を醸し出すことに成功しているのは、



何と言っても、番組進行の又吉直樹 ( ピース ) さんの、
存在に負うところが大きいと言えるだろう。



ノーベル経済学賞を受賞した学者の理論なども、
頻繁に出てくるのだが、



又吉さんの、決して高くはないテンションの語り口調は、



週の折り返しを迎えた水曜の夜に大変心地よく、
妻と共に、ついテレビのチャンネルを合わせてしまう。



ジャーナリストや学者といった専門家の解説や討論、
時には激論を、ひたすら聞かされる番組が多い中、



又吉さんという、同一目線の存在を通じて、
経済の「 いま 」を追体験していくような、



番組の立ち位置にも、どことなく安心感を覚える。



経済というのは、本来、
我々の生活に密着した営みであるはずなのだが、



あまりそういった "イメージ作り" には、
成功して来なかった分野の一つであると思う。



番組の中では、大手企業の取り組みなども、
さることながら、



個人レベルで活動する、
意気軒昂な方々なども紹介される。



そんな方々の取り組みを眺めながら、
今の自分と比較してみることは、大変、刺激である。