前回の記事は、こちら─、
『 数式は、この世界の秘密を知っている!? 』
子供の頃─、
何の CM だったかは、もう覚えていないが、
確か、フィールズ賞受賞者の、
広中平祐氏 ( だったと思う… ) を起用した CM で、
次のようなメッセージが述べられていたのを、
今でも記憶している。
「 数学が発達して、地球の重さや、
宇宙の重さが、計算できるようになった… 」
重さを量るというと─、
体重計に乗るか、料理用のバネ秤で量るくらいしか、
イメージできなかった当時の私にとっては、
地球の重さなんて、一体どうやって量るのか?
と、ずいぶん不思議に感じたものだ。
もちろん、今日においても、
そのような分野とは、
異なる方向へ進んだ私にとっては、
その問いは、依然、疑問のままではあるのだが…、
しかし─、
このように、数学や物理学とは、
宇宙規模の現象や、リンゴが落ちるなどといった、
物体の比較的単純な動きについては、
明確に説明できても、
普段、我々が目にするような身近な現象、
例えば─、
草木や野山の形状であるとか、
群れを成す鳥の動き、
といった現象の説明には、
あまり役に立たないものといった印象があった。
しかし─、
近年、まさに、こういった現象を説明する、
数式が発見されているのだ。
であるならば…、
( 次回へつづく... )
『 科学者は、なぜモーツアルトを遠心分離機にかけようとするのか? 』
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