コンピュータグラフィックス vs コンピュータミュージック | サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

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人様から、お金を貰って提供できるだけの何かを形にするためには、最低でも10年は必要。確固とした専門スキルを持たぬ者が「大事なのはお客様」などと主張するのは持たざる者の言いわけ。それを、いかにして成すかを理解せぬ者が、何をするかだけを決めるのは間違いのもと。

かつて、ジェームズ・クラーク氏が、
シリコングラフィックス社の設立に当たり、



投資家たちからの資金集めに奔走していた時、
ある投資家から─、



「 コンピュータに絵を描かせて何が面白いのかね? 」



と、一笑に付されたというエピソードを、
聞いたことがある。



今となっては笑い話だが、

当時は、まだそういう時代だったのだ。



しかし─、



今日、コンピュータの応用分野として、
コンピュータグラフィックスが、



最も成功した事例の1つだと言うことは、
誰もが認めるところだろう。



好みの問題は、あったとしても─、



コンピュータグラフィックスの出現により、
映像表現の技術は、飛躍的に進歩し、



今なお、発展を続けている。



コンピュータグラフィックスが、
視覚面におけるコンピュータの応用例であるとするなら、



聴覚面におけるコンピュータの応用例として、



コンピュータミュージックを挙げたとしても、
異存はないだろう。



しかし─、



コンピュータグラフィックスに比べて、
コンピュータミュージックが、



どちらかと言えば、マイナーな存在である、
という印象においても、



異存を差しはさむ者は、少ないのではないだろうか…。



確かに人間は、9割以上を視覚の情報に頼って、
生きているという話を聞いたことがある。



その割合からいけば、

妥当な結果と言えるかも知れない。



しかし─、



私が思うに、コンピュータグラフィックスと、
コンピュータミュージックとの決定的な違いは、



扱っている "対象" にあると思われる。



コンピュータグラフィックスが扱うのは、
もっぱら…、



( 次回へつづく... )
『 もしアマチュアのバンドマンが音楽スタジオを手に入れたら 』