人間に深みを与えるのは…!? | サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

サラリーマンの副業+在宅×必要悪ソフト

人様から、お金を貰って提供できるだけの何かを形にするためには、最低でも10年は必要。確固とした専門スキルを持たぬ者が「大事なのはお客様」などと主張するのは持たざる者の言いわけ。それを、いかにして成すかを理解せぬ者が、何をするかだけを決めるのは間違いのもと。

数年前、ビックカメラの電子ピアノ売り場で─、



ホームレス風の男性が、連日、超絶技巧の
ゲリラ演奏を敢行し、



売り場が "リサイタル状態" になっているとして、
話題になったのを記憶している。



私自身は、実際には訪れたことはないのだが、
ネットの情報によると、その男性─、



真野和男( 77 歳 )という人物で、



自宅に楽器はなく、売り場で上達した
というのだから驚きだ。



もっとも─、



ピアノは5歳から始め、戦後、米軍基地内の
クラブなどでも、



ピアノ演奏の仕事を、してこられた経験を、
お持ちだということで、



しかるべき下地が、
あった上でのことだろうとは思うが、



それにしても─、



こういったエピソードには、人を惹きつけて
やまないものがある。



恐らく売り場でのデモ演奏なら、
巷の音大生でも、十分にやりこなすだろう。



しかし─、



技術もさることながら、
こういったエピソードや人生経験が、



その人物に魅力を与え、演奏にも深みを与えるのだ。



もちろん─、



このようなことは、
誰にでもマネできるものではないだろうし、



ましてや─、



売り場での演奏を奨励するつもりもないが…、



何か、歳をとってから語れるエピソードを、
自分の人生にも、書き加えに行こうではないか。



『 ビックカメラの "謎のピアノマン" その正体は… 』
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110128/trd11012811250069-n1.htm