11月も下旬近くなり、寒さが目立って来ました。
木々の葉も紅葉から落葉になり、季節が冬模様になっています。
まだ芯から冷える寒さでは有りませんが、もう冬支度ですね。
昼間の短さも感じますが、一年で昼間が最も短い冬至まで1ヶ月以上有ります。
まだまだ冬支度は続きます。
今回からJR西日本 網干総合車両所一般公開の鉄道イベントをお伝えします。
網干総合車両所 本所は京阪神を走る221系や223・225系が所属する車両基地で、京阪神を走る快速・新快速の運用を全て賄っています。
本所以外に明石支所では普通列車用の207系321系を管理しており、京阪神を走る新快速・快速・普通列車は全て網干総合車両所 所属です。
その為に本所だけで900両近い車両を管理しており、本所以外の明石、宮原、加古川支所を合わせると1800両もの車両を管理している重要車両基地となっています。
さて11月3日に行われた一般公開は本所で行われ、私も遠路遥々行ってきました。
網干総合車両所は姫路駅より西側に有る網干駅が最寄り駅ですが、JR全線利用だと運賃が高いので、節約の為に阪急電車と山陽電鉄を乗り継ぎました。
阪急電鉄は乗車駅から神戸三宮駅まで金券ショップで割安な切符を事前に購入し、阪神電鉄 神戸三宮駅で山陽電鉄が発行する1日乗り降り自由のフリーチケットを購入です。
両方の組み合わせで利用するとJR全線で乗り通すより約1000円の節約となり、使わない手は有りません。
当日日も明けきらない真っ暗な早朝5時前に自宅を出た後、電車を乗り継いで午前7時半頃に山陽姫路駅に到着です。
まだ早朝だったので店を開けている所は少ないので、他に立ち寄る事も無くJR姫路駅に直行しました。
早朝のJR姫路駅ですが、京阪神を走る快速・新快速以外に岡山方面からの電車も発着します。
岡山方面のローカル列車は今も113系が多く使われていて、京阪神で走っていた車両が岡山電車区に転属して姫路駅まで顔を出します。
しかし最近は一般型車両の単色化によって、従来の塗色が塗り替えられており、山陽地区は黄色一色となりました。
当日姫路駅のホームに行くと、早速黄色い113系がお出迎えです。
リニューアル化されたとは言え、113系が見られると、何か懐かしさを感じさせます。
早朝の岡山行き普通列車が発車します。
その後私は後続の電車に乗り、網干駅に到着です。
網干駅には午前8時過ぎに到着だったので、少しの間駅で撮り鉄です。
暫くするとやって来たのは黄色い113系でした。
姫路駅以西の普通列車は網干総合車両所所属の221・223・225系と岡山電車区所属の113系が入り混じって使われている様です。
列車が近づいて来ました。
朝焼けの光を浴びて、黄色がより濃くなっている印象です。
駅に到着です。
これから終着姫路駅に向けてもう一頑張りです。
列車が行ってしまいました。
駅の改札口を出て直ぐの所に踏み切りが有りました。
そこで1本貨物列車を撮影です。
牽引機はEF66 102号機です。
ファンの間からはサメと呼ばれている同機ですが、目の前を走る姿は圧巻です。
大迫力のEF66です。
さて本来は駅から現地まで送迎バスが運行されますが、朝早く着いたので、まだ走っていません。
周囲は何も無いので、現地まで散歩がてら徒歩で行くことになりました。
テクテク歩いて行くと、不思議な光景が広がって来ました。
見たことも無い廃線跡です。
線路が敷かれたまま、途中で途切れてる廃線跡を発見です。
木の向こう側に続く線路はどこまで続いているのでしょうか?
後にネットで調べると、ここは北沢産業と言う会社が保有する貨物線だった様で、山陽本線と近くの港を結んでいた様です。
しかし国鉄の貨物列車合理化によって廃止され、現在は廃線跡となっている様です。
こんな所に廃線跡が見られるとは思いも寄りませんでしたが、見ていて不思議な光景でした。
何か再活用されると良いですね。
次回は網干総合車両所一般公開の様子をお送りします。
今日はこれまで。
それではバイバイ。
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