前回に続いての金沢まで乗り鉄旅です。
金沢駅に到着して北陸新幹線を撮影しましたが、日帰り旅故にゆったりと金沢市内を回る事も出来ず、昼食後に早速とんぼ返りです。
金沢駅を離れた後は車両工場の有る松任駅まで行きました。
目的はJR西日本 金沢総合車両所 松任本所に留置されている旧国鉄形車両を見る事です。
松任駅は地上駅で、住宅が立ち並ぶ金沢の郊外と言った感じです。
駅は普通列車より特急列車の通過を多く見かけます。
この日も颯爽と走る「特急しらさぎ号」と「特急サンダーバード号」の姿が有りました。
「特急しらさぎ号」
「特急サンダーバード号」
金沢総合車両所 松任本所です。
国鉄時代は松任工場と呼ばれていました。
車両工場の構内が末広がりに広がっています。
右手には使われなくなった旧国鉄形車両が留置されています。
ブルトレ廃止や「トワイライトエクスプレス号」廃止で余剰となったEF81が並んでいます。
ナンバープレートも外されているので、何号機か分かりません。
ラッセル車やDE10ディーゼル機関車、113系から改造された415系も置かれています。
DE10は雪国らしく窓が旋回窓となっています。
415系800番台は解体途中の様で、無残な姿となっています。
その中で一際目立つ車両が一つありました。
急行型電車の475系です。
北陸本線電化時に急行電車として使用され、関西圏と北陸を往復していました。
「急行立山号」や「急行ゆのくに号」、「急行くずりゅう号」は有名でしたが、私が子供の頃は「急行立山号」を多く見ました。
そんな時代も終わって今ではすっかりみすぼらしい姿を晒しています。
車体両端に付いた乗降口とユニット窓が並ぶスタイルは急行型電車の特徴です。
この車両は2年前に敦賀地域鉄道部で行われたイベントの時に展示されたものです。
当時はまだ現役でしたので、比較的綺麗さを保っていました。
最後の急行型電車の保存、ぜひ期待ですね。
それでも廃車されて使われなくなった車両を尻目に冬場に備えてのDE15ディーゼル機関車が行き来する姿は何とも感慨深いものでした。
旧国鉄形車両永遠なれですね。
今日はこれまで。
それではバイバイ。
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