ウィキリークス ジュリアン・アサンジ逮捕の真相は? 前半
こんにちは、樹林です。
先週のビッグニュースの1つが、ロンドンのエクアドル大使館に7年間という長い間保護されていたジュリアンアサンジが、とうとう逮捕されたということです。ご存知だと思いますが、内部告発サイト「ウィキリークス」の創始者です。 連行されていく姿は、髭も髪も伸びて、ちょっと世捨て人風といったところ。でも、7年間もずっと同じ場所にいて外に出られない生活をしていたわけですから、身だしなみなんて気にしていられなくなるのかもしれないですけどね。または、世捨て人風を装っていただけかもしれませんが…(;^ω^)
このアサンジ逮捕劇は、アメリカがアサンジを起訴し身柄の引き渡しを要求しているということで、一般的にはアメリカに対して批判の声があがっています。それに反して、この展開は予測通りだというのがQのフォロワーたちの見方です。
私も実は以前からアサンジを早く保護してアメリカの法廷で証言する機会を設けられれば、ヒラリーのEメール問題だって、その他のさまざまな犯罪の謎が解けるのになーと思っていました。なので、今回の逮捕というニュースには、やっとそのときがきた!というのが正直なところです。そして凄いと思ったのが、まさに今のこのタイミングだからこそ、アサンジの逮捕を最大限にいかすことができるのです!逮捕と言われていますが、本当に逮捕なのか?という説もあります。逮捕ではなくて、身の安全を確実にするために保護されたのでは?という説です。はい、そうですね。私も逮捕を装った保護だと思います(^-^)!
アメリカではバー司法長官もオバマ元大統領のスパイ行為の指示があったという前提でもう調査を進めていると証言したところです。ヌーネス議員もまずは8件の犯罪照会通知をバー司法長官に提出完了しました。更なる犯罪照会も予定されています。トランプ政権は完璧に攻めに転じたところなのです。これから、オバマ政権やヒラリークリントンのウクライナやロシアとの関りが明るみになっていくタイミングです。正当な裁きをしてくれるバー司法長官もいます。準備は全て整ったのです。だからこそのタイミングなのです(^-^)
それでもやはり、アサンジの身柄引き渡しを要求するなんてトランプ政権はもう信じられないという声もあります。
本当にトランプ政権はアサンジを敵とみなしているのか気になりますよね。そこら辺を、今日はいろいろな側面から見てみたいと思います。
◆ トランプの以前の発言 & 現在の発言
今回アサンジが逮捕された際のトランプ大統領のコメントは、え??と我が耳を疑うほどの塩対応(;^ω^)
記者団から今回のアサンジ逮捕についてどう思うか?と訊かれ、「ウィキリークスに関してはよく知らない。興味がない。ジュリアン・アサンジに関することなのだとは思うけれど、自分にはよくわからない。この件は、司法長官が適切な処置をしてくれると思う」と、なんとも素っ気ない発言。嘘でしょ?!と思うほどの素っ気ないコメントでした。
私の記憶では、大統領選のときもトランプ大統領はウィキリークスの暴いたヒラリークリントンのEメールの存在も話題にしていましたし、ウィキリークスが好きだと公言していました。しかも、何度も!(笑)
こちら日本語版BBCニュースで、以前のトランプ大統領のウィキリークスに関するコメントをしているビデオがみられます。日本語訳付きです。
https://www.bbc.com/japanese/47905534
上記の記事には、過去に141回もウィキリークスを絶賛していたトランプ大統領が、今は「特に意見はない。わからない、」と繰り返すのみと書かれています。ウィキリークスを肯定するツイートだってもちろんしていたのに~…(;^ω^)
こんなに180度態度を変えるなんてこれが本心なら人間不信になりそうな気分ですが、ここまであからさまに態度を豹変させるのは、私は作戦だと思っています。ひとこと言わせてもらえば、トランプ大統領は嘘が下手だと思います(笑)
今回アサンジは、米司法省が「米国史上、最大級の機密情報漏えい」と呼ぶ事件に加担したとして起訴されました。アサンジの今回の逮捕は、米英間の犯罪者引渡条約に従ったものだとのことです。 今回の起訴の内容は、米司法省によると「機密指定された米政府のコンピュータのパスワードを破るのに同意したことで、共謀してコンピュータに侵入した」罪に対する米連邦政府の起訴に関連したものだそうです。起訴状によると、アサンジは2010年3月、米陸軍の情報分析官だったチェルシー・マーニングと共謀して、米国防総省のネットワークへのアクセスを試みたとされています。
ここでまずはじめに、ジュリアン・アサンジの起訴状の内容に疑問があります。
ウィキリークスは2010-2011年にかけて、戦争に関する機密情報を自身のウェブサイトで公開しましたが、その機密情報を得る際にチェルシー・マニング元米軍情報分析官が米政府ネットワークに侵入するためのパスワード解読を助けることに同意したというのが起訴の理由です。マニングは、グアンタナモ米軍基地の拘束者だけでなく、アフガニスタンとイラクにおける米国の軍事活動に関する機密情報をウィキリークスに漏えいしていたとされています。この共謀により、マニングは検知されずにネットワークに匿名で侵入することが可能になったと起訴状には記されています。
要は、ハッキングが起訴の理由であり、報道の自由の部分は今回の起訴には関係ないということです。
ところが、今回の起訴を受けてアサンジの担当弁護士は、以下のようなコメントをしました。
「今日明かされたジュリアン・アサンジ氏に対する起訴内容は、コンピューター犯罪への共謀であるが、実際の容疑は情報源に情報を提供するよう奨励し、その提供者の身元を守ろうとしたことだ。」と。
これは、どういう意味でしょうか?