美容外科にやられた? | 三毛猫のほほん日記

三毛猫のほほん日記

20代半ばの元ソープ嬢です
仕事は好きでしたが何度もトラブルを起こしていました

引っ越してきたおばさんが私に言った



「目の下のクマを取りたい」



おばさんは見た目が若い



そんなに気にする事ないと思うんだけど



おばさんは目の下のクマが



気になっていたらしい


おばさんは言った


「1人で行くのは不安だから


一緒によかったから来てくれるかな」


私は当然OKした


それで今日私は休みだったので




今日午後2時から


その美容外科に行った


その美容外科はさいたま市にあった


駅から歩いて7分くらいの所にあった


ネットには


(徒歩5分)と書いてあった


でも5分では


どんなに走っても行けないと思った



商店街の中に入り



少し解りずらい所に



その美容外科はあった



看板もあまり大きくなかった



だから何度か通り過ぎてしまった



でも何とか見つけた



ビルに入り


エレベーターで上がる



エレベーターを降りると、、、



入り口の扉は開いていた



一目で豪華な受付


キラキラしていた


そして受付の人達もキラキラしていた

 


私は思った



(儲けてるなぁ)



何となく怪しいと思った




受付のお姉さんに名前を言うと



すぐに


「お待ちしておりました」


と言われた



そしてそのまま奥のブースへと通された



部屋に入った



パソコンが一台置かれてあった



賞状も飾ってあった



少しして、、、



綺麗なお姉さんが入って来た



「⚪︎⚪︎様本日はようこそおいでくださいました


内容は目の下のクマとりで承っております」


お姉さんはニコニコキラキラだった


「はいそうです」



おばさんは少し緊張してる感じだった




「ただいまカウンセラーが来ます」



「本日はよろしくお願いします」



「よろしくお願いします」




私はこの光景に似た感じを、、、



どこかで見たことがあると思った




すぐに思い出した




そうだ



弟が亡くなった日だ




病院で先生から呼ばれた時と



光景が似ていた




思い出したくもない光景




だから鮮明に覚えていた



すると少しして



カウンセラーと呼ばれる人が


部屋に入って来た



「本日は2時間ほど説明させて頂きたいのですが



お時間の方はございますでしょうか」



(えっ?2時間も??)



それを聞いたおばさんは私に言った



「時間ある?」



おばさんは聞く気満々な様子だ



私は特に用事がなかったし



「うん大丈夫だよ」



そう答えた



そしてその後、、、



お姉さんの長い説明が始まった



本みたいなものも持ってきた



時にはホワイトボードに絵を書いていた



とても詳しく説明してくれた



「年齢とともに目の上の脂肪というものは



下に降りていきます



それで目の上は窪んでいく状態になります




目の下はたるんでいきます



そのたるんだ脂肪を取る事で


10年前のお顔に戻ることができます



そればかりか


取った脂肪の場所に



新たな脂肪は出来ませんので



半永久的に若返ります」



そんな様なことを話していた



隣にいるおばさんはというと



(うん、うん)



と何度も何度も頷いていた



カウンセラーのお姉さんは、、、



とても親切な雰囲気だった


きっとその親切な雰囲気に



おばさんも心を開いている感じだった



「その脂肪を取ったところには



適度なヒアルロン酸を入れる事により



更に若返りを体感していただく事ができます



軽く1時間近く聞いていた



一通りの説明が終わると


カウンセラーのお姉さんは言った



「ではこれから見積もりをお待ちさせて頂きます」



「よろしくお願いします」




おばさんはとても嬉しそうだった



隣にいてそれが手に取るようにわかった



カウンセラーのお姉さんが部屋を出て行くと



おばさんは私に言った



「やっちゃおうかしら」



私はそれを聞いて言った



「いくら位かかるのかな?」



おばさんは言った


「全部で10ぐらいだと思う」



「10万?高っ!!」



私が言うとおばさんは


「いやここはかなり良心的なのよ


他と比べてもかなり低価格だったからね」



そんな事を話していると



さっきのカウンセラーのお姉さんが



部屋に入って来た



「少しお高いとお感じになるかもしれませんが



不要なものは言ってくだされば



お取りできますので



一応三通りのお見積もりを



お待ち致しました」



そう言って私達の前には



見積もりの紙が置かれた


その見積もり額を見てみた



(えっ???)



一瞬私は目を疑った



(一案)糸リフト 切らないクマ取り ヒアルロン酸 麻酔 102万

(二案)脂肪切開 ヒアルロン酸 麻酔 65万

(三案)切らないクマ取り ヒアルロン酸 麻酔

55万



おばさんも動揺してる感じがした



(10万じゃなかったの??)



私は思わず言った



「帰ろう?」



(あきらに詐欺じゃないか??)


そう思った



するとカウンセラーのお姉さんは


色々言い出した



「これは通常ですとこのお値段になりますが


特別割引をしております」



私は思わず言った



「あの10万とかってネットに書いてあったそうなんですけど?」



おばさんは黙っていた



だから私は黙っていられなかった



するとカウンセラーのお姉さんは言った


「すみませんあれは脂肪の量の少ない方のお値段になっておりまして」



(胡散くさっ!!)



思わずそう言いそうになったけど



我慢して黙っていた



するとカウンセラーのお姉さんは言った



(支払いは例えば分割でも大丈夫です



医療ローンもございますし



さらに本日決めてくだされば



特別にこうさせて頂きます」



と言い今日決めてくれるならば



総額から10万割引すると言い出した



おばさんに私は言った



「もう帰ろう??」



するとおばさんは何を思ったのか



突然言った



「では三案でお願いします」



(えーー!!!)



「いいよ!やめよう帰ろう!!」



そう私が言ったけど



おばさんは洗脳されたようだった



「今はお金持って来ておりませんので



当日でもよろしいでしょうか?」



そういうわけで



なんと手術の予約をしてしまった汗



まぁおばさんがそれで良いと思うのなら



私がお金払うわけでもないし、、、



しばらくして院長さんが部屋に来た



若い男の人だった



「では当日よろしくお願いします



楽しみにしております」



そう言った



(楽しみにしてる??)汗




ほんとこれでよかったのかな




おばさんはよく50万の手術を決めたと思う



おばさんの手術の日



私は仕事だから行けない汗




今日も読んでくれてありがとうございます


ではまたねニヤリ


にゃんにゃルンルン