石幢(赤間神宮) | ねりえ日和

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赤間神宮境内、

一昨日ご紹介した木下友敬の句碑の奥に建てられている石幢です。

 

石幢とは供養のために作られた石製の塔の一種ですが、

この石幢は1582年3月に建てられたもので、

山口県内では最古の石幢とされているそうです。

ちなみに、この年の6月に本能寺の変が起こっています。

 

ただ、以前ご紹介した長府博物館の六地蔵石幢は

室町時代のものとされていますので、

この石幢より古いもののようにも思えます。

時期がはっきり銘打たれているものの中では最古という

ことなのかもしれません。

 

元々は豪商・本陣伊藤家にあったそうですが、

昭和40年(1965年)に奉献されたそうです。

 

 

場所はこちらです。