同じことをやっている・・ | MIYUKI&KAMIOのつぶやきと陶芸のブログ

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陶芸家の夫である尾形香三夫は、2022年に他界しましたが、タイトルをそのままにして、今後も夫婦の思い出を交えて、書いていきたいと思います。




 

MIYUKIです。

秋晴れの中、畑の整理をそろそろ行おうかと、キュウリや枝豆、インゲンの始末をしながら、フッと思いました。

私が産まれた昭和中期、まだまだみんな貧しく、父親は少しの土地を見つけては、野菜を植えたり、鶏を飼って、貴重なタンパク源である卵を得ていました。

家から少し離れた畑に連れてこられ、畑仕事をする父親の近くの地べたに、座わらされている幼い自分の写真もあります。

カラスや雀に大切な豆等を取られないように、父親が細長い布を縛り付けている光景が、今でも脳裏に焼きついています。

私たち姉妹は、鶏にハコベを沢山採ってきては、食べさせていたものです。

時は変わり、食物はお店で、季節も関係なく豊富に売られている時代がやってきました。

それでも私の両親は、「花より団子」と言わんばかりに、野菜や果物を毎年せっせと作り、今年の出来はどうだこうだと話題にし、時にはその出来具合を、年賀状にまで書いていました。

私はそんな両親の姿を見て、

「野菜が出来る時期は、お店でも安く買えるのに・・」

と揶揄していました・・・

しかしそんな私も、今ではその血筋をしっかりと受け継いだのか、数年前からあれやこれやと、汗を流しながらの家庭菜園に熱中しています。

花を育てるよりは、野菜を育てる方が向いているようです。

娘たちが遊びに来るとなれば、枝豆を茹でてあげよう、ササゲの天ぷらを作ってあげよう、キュウリの漬物だ、ナスの味噌炒めだと。

食卓の上にあがった料理のどれほどが、自家製であるかを自慢してみるところなんかは、自分の両親の姿と重なるようになってきました。

時には、お互いの出来具合を自慢しあったり。

年がすすむと、土をいじりたくなると聞いたような気がしますが、その通りだな~と感じます。

まだまだ両親ほど野菜たちに愛情を注ぎ込むことは出来ませんが、もうしばらくの間は、家庭菜園の話で盛り上がりそうです。