MIYUKIです。
秋晴れの中、畑の整理をそろそろ行おうかと、キュウリや枝豆、インゲンの始末をしながら、フッと思いました。
私が産まれた昭和中期、まだまだみんな貧しく、父親は少しの土地を見つけては、野菜を植えたり、鶏を飼って、貴重なタンパク源である卵を得ていました。
家から少し離れた畑に連れてこられ、畑仕事をする父親の近くの地べたに、座わらされている幼い自分の写真もあります。
カラスや雀に大切な豆等を取られないように、父親が細長い布を縛り付けている光景が、今でも脳裏に焼きついています。
私たち姉妹は、鶏にハコベを沢山採ってきては、食べさせていたものです。
時は変わり、食物はお店で、季節も関係なく豊富に売られている時代がやってきました。
それでも私の両親は、「花より団子」と言わんばかりに、野菜や果物を毎年せっせと作り、今年の出来はどうだこうだと話題にし、時にはその出来具合を、年賀状にまで書いていました。
私はそんな両親の姿を見て、
「野菜が出来る時期は、お店でも安く買えるのに・・」
と揶揄していました・・・
しかしそんな私も、今ではその血筋をしっかりと受け継いだのか、数年前からあれやこれやと、汗を流しながらの家庭菜園に熱中しています。
花を育てるよりは、野菜を育てる方が向いているようです。
娘たちが遊びに来るとなれば、枝豆を茹でてあげよう、ササゲの天ぷらを作ってあげよう、キュウリの漬物だ、ナスの味噌炒めだと。
食卓の上にあがった料理のどれほどが、自家製であるかを自慢してみるところなんかは、自分の両親の姿と重なるようになってきました。
時には、お互いの出来具合を自慢しあったり。
年がすすむと、土をいじりたくなると聞いたような気がしますが、その通りだな~と感じます。
まだまだ両親ほど野菜たちに愛情を注ぎ込むことは出来ませんが、もうしばらくの間は、家庭菜園の話で盛り上がりそうです。