バカの大足 | MIYUKI&KAMIOのつぶやきと陶芸のブログ

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陶芸家の夫である尾形香三夫は、2022年に他界しましたが、タイトルをそのままにして、今後も夫婦の思い出を交えて、書いていきたいと思います。

MIYUKIです。

前回のブログで、私の足は絵にかいたような「バカの大足」であることを告白しましたが、今回もこの話題です。

私の足の由来は、間違いなく母親からのものです。

そこから生まれた私は、母親を乗り越え、更に進化しましたが、男としては小さめの夫の血のおかげで、子ども達は私のような悩みを抱える事が無かったことが、小さな慰めです。

ビックフットの産みの親である母親の歩き方は、私とは真逆の「スリ足」。

今こそ畳の部屋自体が少なくなっていますが、私が小さかった時は、部屋全てが畳でした。

この畳の上を「スリ足」で歩くとどうなるか?

シャ~シャ~という音が出ます。

カーペットの上だと、摩擦で前のめりになりますが、畳ですと程よい滑りが加わり、「シャ~シャ~」という音を出しながら歩く母の姿、ではなく母の音を今でも覚えています。

「能」でもやっているの?

と突っ込みたくなるような歩き方でした。


母親譲りの「バカの大足」を持ってしまった私は、常に自分に合う靴を苦労して探す、という悩みを抱える事になります。

数年前、友人の一人が

「あそこのお店はかなりの品揃えだし、店員さんもとても親切だから一度行っておいで」   

と。

確かに親切でした。

椅子に座った私の前に、せっせと靴を運んでくれます。

お店には、素敵なデザインや色の靴が溢れんばかりに取り揃えられているというのに、その靴の間を汗だくになって駆け回る可哀そうな店員さん。

私の担当になったばかりに・・・申し訳なさで黙って帰りたくなりました。

「ちょっとお待ちください」

明らかに別の奥の部屋に行って持ってきた靴・・・

お見事!遂に入りました!

店員さんのやり遂げたという達成感溢れる顔・・・これがドラマだったら、多分手と手を取り合って、見つめ合って涙を流すシーンになるのでしょう・・・

これだけある靴の中から、私に合う靴はたったの二足、これが現実でした。


そんな私に、試練の時がやってきました。

来月、還暦を祝う同窓会があるのです。

規模の大きな同窓会はこれが最後とのこと・・・


現実を見ないようにしてきた私も、いよいよ大詰め、「同窓会ファッション」(笑)を真剣に考えなくてはなりません。

「里帰り出産」で帰省している娘に、服の事を相談すると、

「まず、靴だわ!」

と衝撃のひと言!

確かに想定内の指摘ではありましたが、

おぬし、やはり、そこを突いてきたか~!  という感じ。

私の貧弱な靴の実態を知っているだけに、ここから思い描けるファッションは・・厳しすぎる・・・らしいのです。

そこで私は、意を決しての靴サバイバルに乗り出しました。


靴にまつわる様々な辛酸を舐めてきた私。

多少の事ではへこたれないという気概を持って臨んだのが良かったのか、思いもかけず、大した苦労もしないで、ポロリとゲット出来たではありませんか!

それがこれ!

そんなに大きく見えないでしょう?

正直長距離は歩けませんが、4次会まで参加しなければ大丈夫です!
∑(-x-;)