いつものことで、いつものように・・・ | MIYUKI&KAMIOのつぶやきと陶芸のブログ

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陶芸家の夫である尾形香三夫は、2022年に他界しましたが、タイトルをそのままにして、今後も夫婦の思い出を交えて、書いていきたいと思います。

KAMIOです。
雪国の春は、ダイナミックな変化と共にやってきます。
あれほどあった雪が、(実際はじわりじわりと融けているのでしょうが、)忽然と消えてしまったかのように失せてしまい、一気に花の芽、木の芽が噴出してきます。
そして、モノトーンの世界からカラフルな世界へ。

毎年経験していることとは言え、最近富みに自然のサイクル、太陽や地面の熱気、エネルギーに驚き、そして圧倒されています。

さて、GW真っ盛りですが、皆様はどのようなお休みを過ごしているのでしょうか?

陶芸が生業になってから、土日祭日とは無縁の生活をしています。
淡々と粘土と向かい合う日々。


ここ数年前から「環」という輪っこの作品を作っていますが、最初は直径約10cm位からスタートし、徐々に大きくしていて、今は、約出来上がりが40cm以上のものを作っています。

最初は何も考えず、ただただ大きくしていって、特に問題も無く30cm位までいきました。
しかし、ある一定の大きさになってくると、ことごとく亀裂が入り、失敗しました。
かろうじて、最初に作った40cm以上のものが唯一無事に残っただけ・・・


いつもそうですが、新しいものに挑戦した時、無心に作った大ものが生き残り、後発で作ったものは、どういう訳か失敗することが多い。
単純に考えると、手が慣れた後のものの方が上手に作れるはずです。
でも、このように物事は単純にはいかない。
多分、この「慣れ」や「もっと良くしていこう」という欲が、心のちょっとした変化が、無心で作っていた時と何かを変えてしまっているのです。

失敗が続くと、どうして失敗したのか、どうしてうまく行ったのかが分からなくなる。すると最初に戻って、どこに問題があるかをさぐる。
成形なのか、乾燥なのか、素焼きなのか・・・・

原因を突き詰めて、論理的に地道に整理して行かないと、なかなか解決にはたどり着かない。

ここで役立つのが、記録です。
試行錯誤を逐一記録していきます。
理研の小保方さんはこの記録ノートについても色々言われていたようですが、記録をこつこつ貯めておくのは、私の得意とする所です。
今までで、ゆうに100冊以上にはなっています。
これだけ冊数が増えると、きちんとインデックスを貼っておかなければ、折角の記録もどこに書いているのか見つけること自体が難しくなりますが・・


「環」は果たしていつになったら自分のものになるのか?