ある中華店での出来事・・・(パート4) | MIYUKI&KAMIOのつぶやきと陶芸のブログ

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陶芸家の夫である尾形香三夫は、2022年に他界しましたが、タイトルをそのままにして、今後も夫婦の思い出を交えて、書いていきたいと思います。

MIYUKIです。

田んぼの多いこの地域は、白鳥やマガンが北へ帰る途中の休憩地点となっているので、この時期は、あちこちの雪の融けた田んぼで餌を食べたり、羽を休めたりしています。

工房のある新篠津村の田んぼにも、沢山の白鳥が舞い降りています。

そんな中、例の(?)中華店に行ってきました。

初めて行った時は、閑散としていて、お世辞にも綺麗とは言えない座布団に座り、恐る恐る注文をし、二回目に行った時は、店長がアルバイターに

「おい、初めてのリピーターだよ~ o(^▽^)o」

と嬉しそうに話していたのを、聞き逃しませんでした。(内心、不安な気持ちになりましたが・・・)


が、しかしここ最近どういう訳か、満席でカウンター席に通されたり、時には帰らなくてはならない時があります!(内心、ウソだろ~~と叫んでいますヽ(*'0'*)ツ)

でも、初めてカウンターに座って、改めて気づいたのです、店長とアルバイターの愛溢れる関係が・・・(と言うと、なにか変な期待を抱かせたかもしれませんが、愛と言っても勿論こちらは家族のような愛情です。ちなみにこの日は、ラグビーをやっているガタイのいい男子アルバイターでした。)

ブラック企業だとか、人間らしく扱わない職場が多くなっている中で、最近には珍しい人間関係のようです。

アルバイターに

「おい、ちゃんと飯食ったか?」

「ハイ、沢山食べました!」

「いくら食ってもタダなんだから、お代わりして食えよ」

と、まかない食の会話が聞こえてきます。

夕食を食べている私達に

「この連中のラグビーや野球の応援で忙しいんだわ。定期演奏会もあるし。そんな時は仕込みを午前中にやらないと。」

「アルバイトのクラブ活動の応援に行くんですか?」

「一生懸命やってるの見たら、応援したくなるんだわ。ラグビーも面白いよ。」

「店長、今度の日曜試合あるからね!来てよ!」

「分かってるって!」

その内、中華鍋を一生懸命洗っている新人アルバイターが

「どの位まで洗ったらいいんですか?」

「綺麗になるまで!」

思わず吹き出してしまいます。

かと思うと、

「彼女が出来たら、紹介すれよ」

「もういますよ・・」

「はやいな~」

そんな和気藹々の雰囲気、今どき余りないのかもしれませんね。

こういう所でアルバイトをしていたら、親御さんも安心です。

ここの店のちょっとびっくりは、この事ばかりではありません。

若い人が隣で炒飯と餃子を食べていましたが、その器をみてちょっとびっくり。

一人前にしてはかなり大きいのです。

店長が

「食器のサイズさ~間違って注文したの。思ったより大きくてね、宴会には大した役立つよ、このサイズは。でもね、一人分だと格好が取れなくて、ついつい大盛りになるわけ。」

この店の経営は大丈夫なのか?と心配になったり、いやこの店長の太っ腹が店を支えているのだ、と思ったり。

お腹いっぱい食べてもらいたいという店長の気持ちが、この器に表れています。

沢山の白鳥が舞い降りた新篠津工房の前の田んぼ