今野敏 | One of 泡沫書評ブログ

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世の中にいったいいくつの書評ブログがあるのでしょうか。
すでに多くの方が書いているにもかかわらず、なぜ書評を続けるのか。
それは、クダラナイ内容でも、自分の言葉で書くことに意味があると思うからです。

ここのところ、(といっても1年くらいずっと)本職のサラリー生活が忙しく、なかなかまとまった時間が取れない。

腰をすえた読書ができないため、もっぱらエンタテインメント系の乱読が多い。はっきりいって、あまりあたまがよくなっているとはいえない。


とりあえず今野敏の作品をいくつか読んだ。面白かった。

わりとパンチ力のあるものばかりを好んで読んでいたため、こうしたある種のさわやかな読後感というのが新鮮に感じる。きっといい人なんだろうな。すくなくとも桜玉吉のような破滅的な印象は皆無だ。


読んだのはこれ。


「リオ」

「朱夏」

「ビート」

「隠蔽捜査」

「蓬莱」


どれもこれもなかなかの出来。ソツの無い作家さんといえるだろうな。


時間も無いのでこのへんでお開き。ああ、早く本職が暇にならないか。