★人を動かす脳内物質:その③「ドーパミン」& 来週の予定 | 魂の占い師 ネプテューンのブログ

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※この記事は:
★人を動かす脳内物質:その①「オキシトシン」

https://ameblo.jp/neptune1203/entry-12792717150.html

★人を動かす脳内物質:その②「テストステロン」
https://ameblo.jp/neptune1203/entry-12793184305.html

の続きです。

今回は「集団」「同調圧力」、
そして脳内物質「ドーパミン」と
その影響についてお話しましょう。

まず「集団」について…ですが、
集団には大きく分けて2種類あります。

一つは「未組織集団」です。
これは「車内に乗り合わせた乗客」などの
ように「単なる人の集合体」「群衆」を
意味します。
そしてもう一つは「組織集団」です。
社会心理学で「集団」と言った場合は、
主にこちらを指します。

「組織集団」は:
★共通の目的を持ち、
★持続的な相互干渉があり
★成員間に一定の地位と役割の分化があり、
★共通の規範が成員の行動を統制し、
★これらの結果、成員間に「一体感」が
生じている
と言う特性があります。

さて、話は少し戻りますが、ある人が
誰かに制裁を加えた場合、「リベンジ」の
可能性が生じますよね。追い詰められた
相手のリベンジはかなり危険な場合も
あります。
しかし、そのようなリスクを乗り越えて
制裁を加えても大丈夫なように
常に「正しい側(=多数の側)に回って
ルール違反者を処罰する」ことで、
オキシトシンやドーパミン等の物質が
脳に分泌され快感が得られるように
人類は進化したのです。

「ドーパミン」は「脳内麻薬」とも
呼ばれ、コカインや覚醒剤を接種した
時と同じような快感を得られます。
当然、その快感を得たいが為に、
積極的に獲物を探し出すことも
ありえます。


アンフェタミン、メタンフェタミンはいずれも

覚醒剤の成分


「ああ!そこのあなた!ルールを
破ってますよね!」と指摘したら
もう生け贄確定。後はみんなが
群がってフルぼっこ…と言う状況、
SNSでも良く見かけますね。
要するにその生け贄が本当に
「ルール違反」していなくても
良いのです。ちょっとした言葉尻を
捉えたり、普段から「何だかムカつく」
言動があれば生け贄の資格は充分
なのですから。

そんな時、ある人が「いや、この人は
ルールなど破ってない」などと擁護
しようものなら「お前も仲間だ~!」と
生け贄の方に回されてしまうのです。
「本当は違う」と内心思っていても
思考を停止して多数の側に回るのが
多くの人の選ぶ態度なのです。
これがいわゆる「同調圧力」です。

人類は「集団」を構成することで
生存確率を高め生き延びてきた
歴史的背景があります。
「集団の崩壊」は生存確率を
下げることに繋がりますから、
崩壊をもたらす「敵」は排除
しなければなりません。
ただし、「外部の敵」は集団の
結束を高める効果がありますから、
ここで標的になるのは「内部の敵」
です。
昔からある「いじめ」「村八分」
「リンチ」など社会的排除の
法則は人類に共通のものです。

そして、この「集団」が国家ぐるみで
機能する場合、それは「ファシズム」と
なります。一切の異論を許さない社会、
「大日本帝国」や「ナチス・ドイツ」
のみならず、今の世界でも一党独裁や
宗教によって国民を統制している国、
少なくありません。


現代の日本にも当てはまる項目があります


そして、この数年の「感染症騒ぎ」に
見られた様々な言動を思い返すと、
人類がこのような「社会的排除」の
習性を捨て去るには、まだまだ
時間がかかりそうな気がします。
(つづく)


それでは来週の予定をお知らせしましょう。
★3月20日(月)
原宿占い館:タリム 
14:00~18:00 
℡ 03-3497-5825

http://www.uranai-tarim.jp/

★3月21日(火)
原宿占い館:タリム 
14:00~18:00 
℡ 03-3497-5825

http://www.uranai-tarim.jp/


いよいよ3月24日、冥王星が
水瓶座に入ります。
イッキに世の中が変わるとは
思いませんが、旧い体制や
思想、宗教の崩壊が
始まるのは宇宙の進化の
方向性として定められて
います。