ミソ・味噌・みそ | ネパールの手帖

ネパールの手帖

平成22年6月から2年間、ネパールでソーシャルワーカーをしてきました。「ネパール日和」から「東京日和」へ。東京の空の下、ネパールで感じたことを思い出して記していきます。

小さな小さな冷蔵庫に存在感たっぷりだった麹菌・・・

乾物入れに入っている1キロの大豆・・・

わかってます。使いますよ。

おもーーーーい腰をあげて作る。

2012年版の味噌を。

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一晩しっかり水に漬け、大きくふやけた大豆は冬眠から覚めたかのようにつやっつや。

そして、また一晩しっかり火を入れ、

ミキサーもないから手で半日がかりで潰し、麹と塩を混ぜて、完了。

あとは自然の気温と麹菌がしっかりと働いてくれたら、ゆっくり発酵して、10月には食べられるだろう。

私はネパールにいないけど。

ネパールで味噌を作っていると、機械もないし、人力のみで作るしかない。
昔の人たちは、こうやって保存食を作り、寒い冬を迎える準備をしたりしたんだな。
と、感じながら作る。

たまには、こういう単純作業をしたほうがいいな。