ギャンブル依存症が

最近ニュースで取沙汰されています。


みなさん結構好き勝手言います。


ギャンブル依存症の人の心理を

勝手に決めつけて


失望したとか

信じてたのにとか

前からそういうやつだと思ってたとか


そうやって『勘違い』して

批判しているのをよく見かけます。



それはちょっと悲しいことだなと思うんです。


もう少し

ちゃんとその実態を知り


ちゃんとその人の心を見てもらえればと
思うんです。


心理カウンセラーのよしきです。
自己紹介はこちら  
 



まず初めに
ギャンブル依存症というのは

依存症にしたい人がいて

依存症になりたくないのに
依存症になってしまう人がいます。


依存症になる人を責める前に

そういう構造があることを
知っていただきたいと思うんです。


カジノにしてもパチンコにしても
スポーツ賭博にしても

熱中させてお金を取ろうと
懸命に働きかける人達がいて

そこに引きずり込まれた人が
依存症になっていきます。


他人の人生を破壊するところまで
追い込むことが

残念ながら
現代社会では合法になっていたりします。


だから

依存症になってしまった人が
責められるんですね。

誘惑に負けたあなたが悪い
となってしまうんです。



ギャンブルは刺激です。

そこにお金に対する欲や
取り返さないといけないという焦りや
現実から逃げたいという思いが相まって

抜け出せなくなってしまいます。


刺激を求める一番の原因は
寂しさだと言われます。

満たされない想いを
刺激で埋めていこうとしてしまうんですね。


でも
当然ですが

ギャンブルで心が満たされていくことは
なかなかないんですね。

それどころか

周りから責められ
自分を責め
より一層苦しさが増していきます。


それでも抜けられないんですね。

抜けたとしても
また誘惑が待っているわけです。


寂しさを埋めるための基礎として必要なのは
まずは理解です。



同情ではなく
支援でもなく

まず周囲がすべきは理解なんだと思うんです。


どれだけ同情してもらっても
どれだけ支援してもらっても

理解できない人として扱われているうちは
寂しさは消えません。


その人の行動や判断に賛同できなくても
『そんな感情あるよね』と理解を示すことが

孤独を解消していく第一歩だと思うんです。




その次に必要になってくるのが
活躍です。

本人が活躍できている
輝けていると感じられるかどうかです。


これは
自己肯定感を失ってしまった人には
とても難しく感じられるかもしれません。

でも

小さな子どもの頃は
お母さんが笑ってくれるだけで

自分の活躍を感じられたんだと思うんです。


もちろん

本人がやりたいことを見つけて
活躍できるのが一番ですが

周りの人が不幸そうに生きるのを辞めるのが

依存症を抜け出す
一つの大きな鍵になるんだと思います。


周りの人が笑って生きてくれることが
一番救われるんじゃないかと思うんです。




ギャンブル依存症は

本人だけでなく
周りの人も犠牲者になってしまいます。

そしてお互いに傷つけ合ってしまいます。


それは本当に悲しいことだと思うんです。


誰が悪いなんて言いたくはありませんが

もっと安心して暮らせる社会に
なればと思うし

安心して暮らせる社会に
していかないといけないと思うんです。



心理カウンセラーのよしきでした
  

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