今回はちょっと深刻な話題で申し訳ないですが


自殺に苦しむ人に向けた記事を
書こうと思います。

必要な方に届くといいなと思います。


自殺はいけない事だ
というふうによく言われます。

そう言いたい気持ちは分かるんですね。


周りの人は悲しい気持ちになりますし

寂しさや無力感を感じたり
責められているように感じる場合もあります。


だから
いろんな理由をつけて
止めようとします。


でも
自殺したいと思った
その気持ちまで
否定しないであげてほしいと思うんですね。


神様への冒涜だとか
逃げる行為だとか

イケナイ事として扱うのは
違うと思うんです。


心理カウンセラーのよしきです。
自己紹介はこちら  

自殺で悩まれる方は多いです。

苦しみから早く抜け出したくて
でも未来に絶望して
この世から去りたいと思う人

誰かのために自分を犠牲にして
迷惑をかけたくないとか
最期に貢献したいといって
この世から去ろうとする人

誰かへの復讐のために
自分がどれだけ傷ついたかを
誇示するための最後の手段として
「殺される」道を選ぼうとする人

そうやって去りたいと思う人を
やるせない思いで見つめる人

既に去られてしまって
途方に暮れる人

他にも

未遂という形で
自分の大変さの指標として
体に傷を刻んでいく人もいます。


自殺というのは
人から離れていく行為です。

人と分かち合ったり
理解してもらったりすることを
諦める行為です。

もう頼れない
もう頼らない
って決めてしまってるんですね。


それは
周りの人からすると
寂しく悲しいことです。

攻撃されているように感じる人もいるでしょう。


だから

死にたいと言う人に対して

それはおかしいとか
いけない事だと言って

何とかして止めようとします。


その気持ちは分かるんですね。


死にたいと思うことを認めてしまうと
死んでしまうんじゃないかと
思ってしまうのも
分からなくはないです。


でも


助けてもらえない
分かってもらえない
必要とされていない
ここにいられない

そんなふうに感じている人に対して

あなたのやろうとしていることは
おかしいとか
正しくないとか
もっと強くならないと、とか
言うことは

相手を全否定し
理解しようとしていない
ようにしか受け取られないんですね。



逆に
心を理解してくれる人がいれば

生きる力にもなりますし

何より
その人が自分自身を嫌う気持ちを
緩めてあげられると思うんです。


だから周りの人は
何より
その人が死にたいと思う気持ちを
理解してあげてほしいと思うんです。



この世から離れていきたいと願う人は

世の中を恨んでいる側面もありますが

本当に一番恨んでいるのは
自分自身のことだったりします。


こんな自分だから
「やっぱり」嫌われる
「やっぱり」助けてもらえない。
「やっぱり」愛されない
そんなふうに感じてしまいます。


一番目を背けたいのは
自分自身の姿だったりします。


力のない自分
魅力のない自分
役に立たない自分

そんな自分の姿に
これ以上耐えられない
そんなふうに思っていたりします。



でもね

自分の力
自分の魅力
自分の貢献を

見くびっている人は多いと思うんです。


大切にしている想いがあるからこそ
苦しんでいるということを
知らない人が多いと思うんです。


もっと自分のことを
よりよく
より深く理解すれば

自分のことをそんなにまで
嫌う必要がない
ということに気づけると思うんです。



私は祖父を自死で亡くしました。

目が見えなくなり
身体も不自由になり

周りに迷惑をかけながら生きていくことに
耐えきれなくたったのかなぁと思うんです。

そんな自分を見ていられなくなったのかなぁと
思うんです。


祖父は元気で陽気で

周りの人を明るくしたいとか
元気を与えたいとか
そういった気持ちの強い人でした。

だからこそ
迷惑をかけたくないという想いも強く

別れを選んだのだと思います。


そんな優しさを
周りも本人も認めてくれていたら

自分を嫌って死んでいくなんて
悲しいことは

必要なかったんじゃないかと思うんです。



死ぬことが悪いことだとは思いません。

でも

自分を嫌って
他人を頼ることを諦めて
離れていくことは

寂しいなぁと思うんです。


死にたい気持ちを
深く理解して

その奥底にある
優しく暖かい感情に
気づいていただけたらなぁと
思うんです。

心理カウンセラーのよしきでした。



↓セッションの先行案内等が届きます!↓

又は「@108wpurz」で友だち検索

いいね、コメントはお気軽に。
リブログはご自由に。