心理戦なんて言葉があります。

いかにうまく相手を
心理的にコントロールするか

そんなことを考える人がたくさんいます。


私は心理カウンセラーですが

正直言って
心理戦という考え方は
あまり好きじゃないです。


でも
誰かを動かしていくのに大切な
心理的な闘いというのは
あると思うんですね。


心理カウンセラーのよしきです。
自己紹介はこちら  
 

 

 

心理戦でみなさんが求めているのは


誰かに自分の思い通りに動いてもらいたい


ということだと思います。



カウンセリングの世界では


基本的に

他人をコントロールしようとすることは

オススメしていません。



でも

そうは言っても


やっぱり

自分の方を向いてほしかったり

自分のために何かしてほしかったりしますよね。



そこで

引いてみたり押してみたり

いろいろ試してみるんだと思うんです。


でも


こうしたらこうなる

っていうのは

実はないんですね。



ただ

そこで注目されているのは

ほとんど行動のところばかりです。


返事の頻度をこれぐらいにするとか

相手が動くのを待つとか

匂わせる行動をするとか


そういった小手先の技ばかりが語られます。



でも


本当に注目すべきは

行動よりも感情だと思うんですね。



どういう気持ちでいるか

どういう気持ちを伝えるか

相手の気持ちをどう見るか

が大切なんだと思うんです。





例えば
何かの行動を求めたとき

相手がそれをやりたくなかったら
それはなかなか叶いません。


あれをやってほしいとか
こうすべきだとか言っても

うまくいかないことは多いです。


そこで
感情を絡めて相手を動かしていくんですね。


よくある話として

何かしてほしかったら

やってもらえていないと文句を言うより
やってくれた時に喜んであげるといい
と言われます。



これは
多少わざとらしいところもありますが

お願いや指示よりも
こうしてくれると嬉しい!
という感情が人を動かす
ということを言っているんですね。


自分の感情が他人の感情を動かし

感情が動くと
人は行動してくれやすくなります。


感情というのは
共感できると共鳴し
その強さに合わせて共振していきます。


ただし

共振というのは
波長が異なると全く動きません。

こちらの感情に相手が共感できなかったら
相手の感情を揺さぶることができないんですね。



だから
他人を動かそうと思ったら

自分の感情をよく知らないといけないし
相手の感情もよく考えてあげないと
いけないと思うんですね。


自分がどんな想いで何を求めているか
相手が何に共感してくれそうか

それを分かった上で
感情の共鳴を起こしていくことが

他人を巻き込んで
自分を幸せにしていくのに
本当に大切なことなんじゃないかと
そう思うんです。


心理カウンセラーのよしきでした
  


過去記事も興味があれば是非!

☆ 最近の人気記事 ☆

厳しさには2種類あると思うんです

心の向く方向を大切に!


論理的思考の人ほど自分の感情が分からなかったり



↓セッションの先行案内等が届きます!↓

又は「@108wpurz」で友だち検索

いいね、コメントはお気軽に。
リブログはご自由に。