昨夜から、小川洋子の「猫を抱いて象と泳ぐ」を読み始めたけれど、早い時間帯に寝落ち。
38度台後半で寝て、夜中にはやはり五回おしっこに起きて、うち四回は汗びっしょりの五枚重ねのシャツを、下から二枚あるいは三枚、着替えた。
ただ、その都度、今までだったら目が冴えてしまっていたのが、昨夜中はすぐに眠りに入れた。
おかげで入院以来最多の八時間半ほど睡眠をとれた。
汗をたくさんかいたからか、朝方には、37度台後半に下がっていた。
朝食後にいつもの服薬、抗生剤の点滴も行い、白血球増加のための皮下注射の三日目分を射ってもらった。
腰の痛みは、看護士さんによると、「骨髄が白血球を作ろうとがんばっているからかもしれません、ドナーの人でも採取された後には痛むのが普通みたいですから」と言われた。
「感染が完全になくなるまで、部屋から出ないでください」と言った看護士さんが、エアロバイクを使えない私のために小型のルームペダルを持ってきてくれた。
前の病院にはこれしかなかった、少しは気晴らしになったかな。
お昼前に、お腹を壊した。
抗がん剤の影響、副作用なのか、風邪ウイルスによる症状なのかは不明。
昼過ぎにも、一時間ほど眠った。
その後、長らくなかなか連絡のとれなかった、能登半島の珠洲市民図書館に電話してみた。
我が書籍、献本、郵送するつもりだったのに、あっさりと、
「新刊として所蔵してありますよ、ありがとうございます」なんて言われた。
感謝だなあ……
輪島市の図書館は、比較的早く連絡がとれて、献本した上に、さらに一冊、所蔵してくれていたみたいだ。
内灘町や能登町の図書館にも、早いうちから購入されていたみたいだ。
白山市や金沢市の図書館にも所蔵されているようだ。
つらいこと、きついことばかりだけれど、能登半島の人たちは、もっともっと大変だろうからなあ……
私も、改めて、がんばらないといけない、と気を引き締めた。
「猫を抱いて象と泳ぐ」を読み進めていると、また夕方に、どっさりの本の差し入れを受け取った。
ガラス越しに荷物を仲介してもらうだけだけれど、手話を一緒に学んでいる仲間だから、ちょうどいい練習として、手話で会話した。
しかし、一日通して日中は37度台後半だった体温が、夕食前に38度台後半に。
珍しく、鶏の唐揚げだった夕ごはんを食べ終えると、39度台前半になってしまった。
うれしい知らせもあったけれど、長引く高熱……
早くバリバリ筋トレ、エアロバイク、やりたいよ……