ひとりサイクリング・GW三日目は新宿御苑、小石川植物園?・1 | 学校なんていらない~不登校小学生ちゃりこの父娘自転車旅行記

学校なんていらない~不登校小学生ちゃりこの父娘自転車旅行記

いじめにあって不登校になり、父とホームスクーリングですごした女の子、ちゃりこが日本各地を自転車で旅をして、たくさんの人たちとふれあい、成長していった記録。腐りきった学校、卑怯な教師、そんなものは捨て去ってもいい。人の優しさ、親切、は学校の外側に必ずある。

ゴールデンウィーク三日目、昭和の日。

やはりちゃりこと毎年訪れていた、新宿御苑と小石川植物園に行くことにした。

たいてい、29日に新宿御苑、4日に小石川植物園という感じが多かったけれど、どちらも入場無料だった。

29日がみどりの日だったり、4日が国民の休日だったときも、同じだったかな。

 

9時半に出発、やはり暑くて晴天。

山手通りを南下していき、川越街道で左折、豊島区に入る。

劇場通りで右折して池袋方面へ向かう。

東京芸術劇場を左に過ぎ、そのまままっすぐ進み、細い路地に入っていくと、西武池袋線の踏切を渡って、右手に、目白庭園。

まだ情報は出てきていないけれど、もしかしてコガモが産まれたかなと思って寄ってみたけれど、まだだった、残念。

先に進み、左折すると、山手線沿いの道に出て右折していく。

目白駅前に出て、学習院の横の坂道を下っていく。

新目白通りを過ぎ、新宿区に入り、神田川を渡ると、こいのぼりがたくさん渡してあった。

早稲田通りに出て左折していき、明治通りで右折して南へ。

大久保通り、職安通り、靖国通りと過ぎて、新宿御苑到着が10時半。

とにかく歩き回った。

新宿門から入ってすぐ右手に、幼いちゃりこに説明するときに私が噛んでしまって「ヒマラヤしゅぎ」と言ってしまって、それだけで長い間ゲラゲラ笑っていた、巨木。

モミジバスズカケノキ、ハンカチノキ、タイサンボク。

ちゃりこと私特製のサンドイッチを食べた、広い原っぱを右手に、メタセコイア、ハルニレイチョウ、もう花は終わってしまったけれどサクラ多種。

皇族の旧洋館は工事中だったけれど、新しくなった温室に入る。

白いブーゲンビリア、青いヒスイカズラ、ミッキーマウスの木、グリーンベルベットの葉っぱ、ベニヒモノキの赤い穂先等が可愛かった。

オボロヅキ、タマツヅリ、ソーセージの木、ロウソクの木等々も珍しく、コーヒーの木、マンゴーの木、カカオの木、レモンの木、ガジュマル、デイゴもあった。

旅人の木は、8メートルくらい高さがあるのかな、巨木だった。

原っぱに戻ると、三又なのか、密着して三本なのか、微妙なところのユリノキがちょうど、丸まった花を開かせていた。

その横にもメタセコイアが。

洋式庭園の方へ進み、大好きなエリア、プラタナス並木。

樹木の列のあいだを歩いていくと、右手に小さな原っぱがあって、ここはちゃりことのおやつエリアだったな。

そして緩い斜面になっているので、横向きに寝転んでゴロゴロと斜面を下ってゲラゲラ笑いあったものだ。

バラの花壇が広くて、ちょうど見頃の品種が多かった。

光が丘公園や都電沿線、旧古河庭園で目にするよりも、品種は多そうだ。

他でもよく見かける、黄色いピース、赤いイングリッドバーグマン、ピンクのクイーンエリザベス、、赤くて中が黄色いカクテル、薄紫色のブルームーン、赤くて中が白いダブルデライト、白いエーデルワイス、ピンク色のラ・フランス、白赤マーブル柄のアラベスク等の他に、京成バラ園発祥の薄オレンジの楽園、ピンク色の芳純はどちらも花が大きく、甘い香りが素敵だった。

アンダルシアンは正に真っ赤。

プレイガールは薄い赤、プレイボーイなんてのもあってこちらはオレンジ色と黄色が交ざったもの。

ザ・プリンスなんてのもあって、こちらは紫色。ゴールドマリーなんてのは、色はマリーゴールドと一緒だな。

フリージアなんて品種もあって、観ていたおばさんが「あら、バラじゃないのがあるわ」なんて言っていた。

プリンセスアイコなんてできたんだね、ピンク色だった。

チンチンなんて名前つけていいのかよ、赤いバラ。

同じく赤いトランペッター。

もちろんその他、たくさん。

ケヤキの横を下りていって、下の池と中の池のあいだに、かろうじてヤエザクラの花が残っていた。

ハナミズキも白い花を残す。

ツツジ山には色とりどりの花が咲いていたけれど、あちこちで観てきて、やっぱり根津神社にはかなわないかな。

タムケヤマモミジがこの時期でも葉っぱを赤くして、シャガの花もかわいい。

大好きなカツラの木も、ハート型の葉っぱを大きくしていた。

旧御涼亭という台湾建築の東屋から池側を見下ろしてから、そちらに下りていって、上の池方面へ歩いていく。

原っぱには、たくさんのラカンマツの木々。

タイワンスギも数本。

青モミジもたくさん、きれいだ。

藤の花は終わってしまったけれど、タンポポ、ハルジオン、ヒメジオンがかわいい。

シダレヤナギが涼しげに葉っぱを下ろしているところで橋を渡って出口方面へ、ラクウショウの巨木が、たくさん、そして気根をもっとたくさん、地面に突き出していた。

ニワウルシの巨木、ムラサキハナナの花、を観て、ハンカチノキやヒマラヤしゅぎ、のところに戻ってきた。

インフォメーションセンターの人に、わからなかった樹木や花について訊ねて、午後1時に御苑をあとにした。

少し、曇ってきてしまったけれど、それも天気予報どおり。

さて、小石川植物園に行くまでに、一軒だけ、ブックカフェに寄って、書籍の営業をしようと思っている。

とりあえず、新宿御苑での樹木、お花観察は、充実したものになった。

小石川植物園でも、がんばるぞ!

 

         ………続く………