こないだの日曜日は、前日以上に青空、前日以上に暑くなって夏日。
前日同様、Wリーグファイナル中継を観るために午後2時帰宅のひつがあったので、近場サイクリング。
今年は、暖冬と言われていたのが、3月に入ってから寒い日が続き、結局はサクラの開花、満開とも遅くなってしまった。
ところが、その他の花たちの開花は、いずれも早くなっているようだ。
そんな花たちを観賞しに出かけた。
朝9時20分に出発。
中山道を北へ向かう。
通り沿いから右に入って、蓮沼氷川神社に、薄紫色のツツジ。少しピンク色に近いかもしれない。
隣、中山道沿いの南蔵院では、目玉のシダレザクラはほぼ終わっていたけれど、真っ赤なハナモモ、ピンク色のキクモモはきれい。
もう少し北へ進み、小豆沢通りに右折していき、左手に小豆沢公園を過ぎてから左へ、小豆沢神社。
ここでは花ではなく、御神木スダジイ、三又クスノキ、イヌシデ、ケヤキ等の姿を刻む。
参道のイチョウは、緑色の葉っぱを少しずつ大きくしている。
小豆沢通りを戻っていき、中山道で右折して、右手に、薬師の泉庭園。
白ヤマブキ、色とりどりのツツジまでは想定内だったけれど、大好きなヤエヤマブキ!
そして、二つある藤棚のうち、一つは薄紫色の花をしっかり下げていた。
早すぎるだろ?
でも、きれいだ。
他にも、シャガの花、ハナニラが可憐に地面を飾っている。
白いアヤメまで咲いていた。
さらに北へ、高島通りで左折していき、右手に、長後稲荷神社。(稲荷氷川神社)
こちらは、葉桜だけ。
高島通りを西へ進み、西台駅前の交差点で右折、舟渡大橋で新河岸川を渡って、右手に、舟渡水辺公園。
ちゃりこと二人で桝アナウンサーに取材された、思い出の地。
ここにも、ヤエヤマブキ!
シダレヤナギも青空の下で映える。
少し北へ進んでから右折、赤羽西台線を進むと、街路樹として、歩道の右側には若葉をつけ始めたトウカエデの下に、紫色のトキワマンサク。
左側にはカイヅカイブキの濃い緑色の下に、色とりどりのツツジ、という華やかさ。
なんでもない、工場や倉庫の並ぶ道の街路樹だけれど、とても美しい風景だった。
中山道を越えると、街路樹がハナミズキに。
紅白の花が、一本ずつ交互に植えてある。
左に入って、舟渡氷川神社。
改築中だが、しっかり参拝、スギの木が多い境内なので、花粉症の人にはキツいだろうなあ。
そして浮間公園に入る。
日曜日だから、混んでいるのは覚悟していたけれど、想定外だった、チューリップまつり。
風車のある原っぱの周りに、たくさんの種類の色とりどりの花が。
気に入っ品種だけでも、ピンク色のシシー、紫色なのにライトピンクプリンス、黄色の八重でチャーミングレディ、赤いシンプルな形のヨセミテ、オレンジ色に黄色の交ざった恋茜、黄色の黄小町、黄色で花弁が鋭角的なフラッシュバック等々……
いい歳したおじさんが、チューリップを観てこんなに幸せな気分になれるとは、我ながらびっくりした。
ソメイヨシノは葉桜になってきていたけれど、池の対岸のサトザクラの八重は、大きく膨らんでボリュームアップ。華やか。
カツラ並木も、ハート型の若葉をしっかりと広げていた。
秋の甘い香りが今から楽しみだ。
石楠花も開いていた。
隣接した、浮間ヶ原桜草圃場が公開されている期間だった。
これだけ浮間公園にたくさん通ってきているのに、ここに入るのは初めてだった。
一年間にたった二週間だけの公開期間。
荒川河岸に自生していた品種を、再び育てるようになった施設だ。
桃色と白の可愛らしい花が密生していた。
浮間公園エリアのこちら側半分からは北区。
浮間氷川神社に参拝。こちらにはソメイヨシノの花がまだ残っていた。
神社周りの一軒家の庭先にも、ハナミズキや藤の花が開いているのが見える。
荒川の土手に上がり、河川敷に降りたりしながら、新荒川大橋の手前の土手斜面には、一面の芝桜。
ピンク色の芝桜に白の芝桜で花文字、KITA CITY と描かれている。
毎年同じ(笑)
荒川大橋に、上がって右折、赤羽方面へ。
旧岩槻街道で南へ、右折して清水坂公園には、ネモフィラが四種類も並んだ花壇が可愛らしい。
環七通りに出て右折、姥が橋の交差点を過ぎて板橋区。
帰宅は午後2時。
まだまだ強い陽射しの下で走りたかったけれど、Wリーグファイナル中継を観戦。
早咲きのいろんな花を充分に楽しんできた、近場サイクリングだった。
体が痛んで凹んでいる中で、気分だけでも少し充電できた一日になった。