港区に入って、第一京浜を北へ進む。
品川駅は港区高輪。
通り沿い左手の、高山稲荷は、往きにも通ったけれど、既に廃社、高輪神社に移されるようだ。
高輪ゲートウェイ駅が右手にある、通りを挟んで反対側、左手に、その高輪神社。
金属製ゲート、石鳥居、ここは、帰途が暗くなってからでも、石段両脇に提灯がずらりと下がっているので、いつも安心して参拝させてもらえる。
クリーム色のコンクリート拝殿。
社務所の人たちも感じがいいんだよな。
さすがに暗くなってからは社務所には寄らないけれど。
続いて、左手に伊皿子坂が分岐して泉岳寺に入っていく手前には、車町稲荷神社。
ここは、遅い時間帯には一階のゲートに鍵がかけられてしまうので、入れない。
二階に上って外側に向かってコンクリート拝殿が顔を見せているけれど。
続いて通り沿い左手に、御田八幡神社。
ここは、高輪神社と違って石段を上ると遅い時間帯はいつも真っ暗。
この日は珍しく、石鳥居と石段両脇に提灯が下がって明るかったけれど、石段を上って境内に入るとやっぱり真っ暗。
木造拝殿がひっそりと佇んでいる。
私の中では、あちこち巡って帰りに、第一京浜沿いのこの三神社が、港区三羽烏神社なのだけれど、しばらく来ることもないだろうなあ……
という想いで寄ってみた。
札の辻で左折して、三田通りを進む。
左手に、三田春日神社。
石鳥居、石段とも、こちらも真っ暗。
上って赤いコンクリート柱灯籠には灯りが点っていた。
赤柱コンクリート拝殿。
三田通りから右手、慶応仲通り商店街に入っていき、飲み屋の立ち並ぶ中、右手に、巌流・茶ノ木稲荷神社。
こちらは一度しか来たことがない。
かつて、大学生のときは通学路だったはずなのに、当時は飲み屋には興味があれど、神社には全く興味のなかったちゃりこ父、アウトオブ眼中だったんだろうな(笑)
一本の赤木鳥居に二つの額がかけられている。
コンクリート台上木社、扉は開いているが、塩、米、サカキ等は縁の上に載っている。
飲み屋の入った雑居ビル一階前にある。
三田通りに戻って少し北へ進み、右に入って、柳神社。
こちらも見つけたのは最近だけれど、帰途に何回か参拝するようになった神社だ。
赤いプラスチック鳥居、赤いコンクリート殿。
溶岩上に前傾姿勢の狛犬。
右前にシダレヤナギ、電話ボックスがある。
三田通りをもう少し北へ、右手に伏見三寶稲荷神社。
第一京浜を使うときには、イヤでも目に入る、通り沿いに剥き出しの神社。
赤いプラスチック鳥居、茶色い丸柱コンクリート殿。
細身の緑色石狛犬。
赤羽橋を渡ってから環三通りに右折。
ライトアップされた東京タワーが大きく見える。
左手が芝公園になり、公園沿いに左折すると日比谷通りに入る。
園内、左手に、芝東照宮。
石鳥居の額の金文字は、反射しているが、その他はすっかりと闇に包まれていた。
石段を上って、拝殿の提灯と灯籠にはようやく灯りが点っていてほっとするが、手前で門が閉まっている。
こちらは、こんな遅い時間帯に寄ってみたのは初めてだったので、閉門のことまでは知らなかった。
オリーブの木が大好きなんだけどなあ。
左手に増上寺を過ぎ、外堀通りを越え、国会通りを過ぎると千代田区。
左手に日比谷公園を過ぎて、大手町で永代通りに左折、内堀通りに出て右折して皇居沿いを進む。
平川門のところで右折して、白山通りに入る。
神保町で靖国通りを過ぎ、水道橋で神田川を渡ると文京区。
春日通りを過ぎて、白山下を過ぎ、千石で不忍通りを過ぎて豊島区。
巣鴨から左手の旧中山道に分岐していく。
都電の踏切を渡り、明治通りを過ぎると北区。
埼京線の踏切を渡って板橋区。
中山道を渡って旧中山道のまま仲宿商店街に入って、板橋で石神井川を渡ってから左折、帰宅。
朝8時40分出発で、帰宅したのは夜の10時50分。
この日は、昨年8月5日、ピーカンの晴れ、猛暑日。
品川区51神社、港区8神社、計59神社。
うち、初参詣は36神社。
そして……
2023年8月5日、東京23区全神社、参拝終了。(のはずだ)
よく巡ったなあ……
しばらく、神社から離れてゆっくりしたいなあ。
ゆっくりできるなあ、なんて思ったりもしたけれど、確か翌日には、別のエリアの神社巡りサイクリング、したはずだ(笑)
そして、昨年8月に終えた東京23区神社終了を、ようやく今年の4月に書き終えたなんて……
ちゃりこ父、大器晩成型なんです(なんのこっちゃ)
走り終えた当日も、感慨深かったけれど、書き終えた本日も、感慨深い(笑)
もう書かなくてゆっくりできるかな……
いやいや、きっと明日からも何か書くでしょう……