音出しから12時間くらい経過しました!
OptimizerにTORINNOV ST2を使用しておりますが、昨日20時ころまではCE1TXでマイク測定した測定データーによる補正でのPreset「Precision」で聴いておりました。TORINNOV ST2の音場補正は非常に精緻かつ強力で、3Dマイクでの測定データーが命なので、設置位置もCE1TXと少し変わり、早く補正をかけねば!と、頑張りました。
赤い矢印のところが、床から113cmで耳の高さです。マイクの水平もとってあります。また、シルクの布で直近の反射を抑えております。そして測定時には私自身の反射影響も無くす為に、部屋の外でPC操作して測定します。
こんな感じに補正されました。(下がAfterです)
※CE1TXの時よりも、左スピーカーの300Hz帯でのディップが2dB多いのでスピーカーとパネル類のセッティングを詰めて行かねば💪
早速聴いてみました!
一言で言うと、左右のスピーカーのずれていたピント(位相)が整った感じです!
ヴォーカル(河合その子さん)の実在感が凄く高まりました。
また、各楽器の存在感も大きく高まりました。
「Kiki’sDelivery」の迫力は
コンサートホールに居るかのようです!
TADのスピーカーは元々がProユースの性格上、モニター(何も足さず何も引かず)が究極という理念が、ME1からしっかりと根付いておりますので、素直に録音された原音を色付けなく再生するのが特徴です。私もME1、CE1TXと使用してきてそれは良くわかっておりましたが、改めてその開発フィロソフィーを実感しました。
スピーカーが消えました!
※心配していたアンプの駆動力は、Evolutionシリーズで十分迫力を持ちトランジェント高く奏でてくれます。