さて、体育の日の10月12日、函館市中央図書館から借りた5冊の記録です。
① 『ショコラティエの勲章』(上田早夕里/東京創元社 2008年3月25日 初版)
上田早夕里の本で読了しているのは『ラ・パティスリー』のみ。
「著者紹介」によれば、「長編SF『火星ダーク・バラード』で第四回小松左京賞を受賞してデビュー」らしく、「ラ・パティスリー」で新境地に挑み」とあります。
本書は、「さまざまなお菓子をめぐる人間模様と、菓子職人の矜持を描く、小松左京作家の鮮やかな力作」とのことですので、その新境地の延長線上なのかもしれません。
② 『随想・はこだて散歩』(NHK函館放送局編/みやま書房 昭和53年9月20日 発行)
「本書『随想・はこだて散歩』は、昭和52年4月から昭和53年3月まで、毎週火曜日、NHKラジオ第一放送(函館ローカル)午前7時40分からの『北海道のみなさん』の時間に、『道南随想』として放送したものをそのまま、出演された方のご理解とご了承を得て刊行するものです」とのこと。
30年余り前の函館の姿が垣間見えるのかもしれません。
③ 『トワイライト・ミュージアム』(初野晴/講談社NOVELS 2009年5月7日 第1刷発行)
新聞広告を見たときに読みたいと思っていた本書が「新刊本」のコーナーにあったので、迷わず借りました。
④ 『ジーンズをはいた女神たち』(凪沢了/株式会社アートン 2006年3月31日 初版第1刷発行)
⑤ 『夏の力道山』(夏石鈴子/筑摩書房 2006年9月10日 初版第1刷発行)
④と⑤は、前回からの延長本ですので、ほぼ中盤まで読み進んでいたはず。
次々と買い続ける本に読了が追いつかず、にも関わらず、さらに図書館からも借り続ける。
ではありますが、そんな日々が、けして嫌いではありません。