『清越坊の女たち〜当家主母〜』見終わりました。(その②) | 眠いねこのブログ

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『清越坊の女たち〜当家主母〜』見終わりました。




清越坊を守り、家族を守り、織物業界を守る為に闘い続ける沈翠喜。

妾からは、「あなたの織物はすごいけど、愛を知らない」みたいな事を言われて傷ついたりもするんだけど、
突然、愛はあらわれちゃうんだわよ。

妾の曽宝琴が策略を巡らせて、
沈翠喜に引き取られた自分の子供に近づけさせた家庭教師の魏良弓

曽宝琴の師弟にあたる彼も、最初は沈翠喜を悪者だと思っていたんだけど、近くで色々見聞きするうちに誤解だったと分かってきて、知らず知らずのうちに沈翠喜に惹かれていく。


演じていたのは、茅子俊(マオ・ズージュン)さん
正直、彼も1986年生まれなので、
蔣勤勤(ジアン・チンチン)さん演じる沈翠喜と並んだ時には、若い子が誑かされてる感が無くもないんだけど。
だんだんそんな事も気にならなくなるくらい、
2人の気持ちのやり取りが、美しくて儚くて
尊い。






めっちゃ切なかったえーん

愛を知った事で、沈翠喜の織物にも一層深みが出たみたいだけど、あっという間に失うことに。


以前見た作品『皓鑭伝』でも茅子俊(マオ・ズージュン)さんは儚い役でしたね。



次から次に襲いかかる事件を乗り越えながら、
女達が結束して行く中で、任雪堂が7年ぶりに戻ってきます。


おっせーよ!🤬
今まで何してた!
と、私なら怒鳴りつけるところだけど、
沈翠喜と曽宝琴は見え見えの嘘を追求せずに受け入れるデキタ女達。


そして、清越坊の主が帰ってきた事で

沈翠喜は家を守るという呪縛から抜け出すことに。


家族に隷属させられている世の女達が自立できる道を作ろうと、女達に自分が手にした織物の技術を伝える工房を作る。

ここでも、一波乱はあるんだけど沈翠喜は冷静に対処。

逆に元夫の任雪堂の方が気が気じゃない。



更には、自分を陥れようとして官婢に落ちた曹文彬の娘を救うために、皇太后に願い出る。

どこまで出来た人なんだ!


あまりにも沈翠喜が立派過ぎて、共感は出来ないんだけど、清朝の女性たちの自立への物語をガッツリ見ることができました。