『皓鑭傳』見終わりました。 | 眠いねこのブログ

眠いねこのブログ

日本、韓国、中国、イギリスなど国を問わずドラマ好き。
見てみたら思った事をつれづれに書き込むブログです。

『コウラン伝 始皇帝の母』
(原題:皓鑭傳~The Legend of Hao Lan)
見終わりました。


正直、期待値が高かっただけに、がっかりな作品でした。
ちょっと『瓔珞』が良かったから、于正プロデューサーだし、メインキャストも同じだし、面白そうと期待してしまいました。
2匹目のどじょうはいませんでしたね。

元々、全62話の作品を34話に編集してるので、ブツブツ切れてる感じもあったし、
メインキャスト以外にも、出演者がダダかぶりしてるけど、、、残念!

一話あたり40分くらいなのを一話60分にしてるから、繋がりがおかしいのもあったのかなぁ。

吹き替えじゃなく、字幕&オリジナル言語で見たかったのに、私の録画の方法が悪かったのか、最後の50分過ぎにならないと、字幕が入らない回が多数あったし、

前半の趙国編で、くどいほど呂不韋と皓鑭のくっついたり、離れたりが描かれていたけど、
秦国での最後の方が、白仲(変わった名前なんでしたっけ?)の語りでの説明だったり、ナレーションで終えられたり。。。
完全にしりすぼみでした。

セットも妙に現代的だったしねー。
異人の趙国での書斎、書棚にバックライト?😆
どーなってるんだ!

(↓二人の後ろに映ってる書棚)


ところどころ、魅力的なキャラクターもいたけど、物語としてはアレコレ手を出しすぎちゃった感じ?

最初はいいなと思っていた、



嬴異人こと、嬴子楚を演じていた茅子俊(マオ・ズージュン)さん!
『麗王別姫』に出てたらしいんだけど、えーーーっと。。。覚えてないかも?😆



今回のドラマでは、趙国で人質として忍耐に忍耐を重ねていた時や、秦国に皓鑭と政を迎え入れてから、一生懸命皓鑭のご機嫌をとろうとしてるときは凄くいいなぁと思ってたんだけど、
いやー、このドラマの中で最も冷静で腹黒いキャラだったかも?

自分が欲しいと思ったものを、何としても手に入れるという欲望はこのドラマ随一だったのでは?
自分の気持ちを完全に隠したまま、周囲を振り回すという点では最強!
皓鑭もまんまと気持ちを持っていかれたまま、先に逝ってしまった嬴子楚。

彼に比べたら呂不韋なんて自分の気持ちが駄々漏れで嬴子楚にとっては扱い易い男でしたね。

そして、アレコレかき回すだけかき回した雅公主。顔に傷をおってからの怪しげな化粧はなんなん?😆
自分が誰を愛しているのか分からないせいで、どんどん不幸になっていった可哀想な人でしたね。
私も子傒嫌いじゃなかったっす!
幸せになれたかもしれなかったのにね。
目の前の幸せに気づけないほどの不幸はないかもね。

最後に皓鑭と酒を酌み交わしてた時には、この二人の関係はなんだったんだ?って感じでしたね。




そして、瓔珞で高貴妃役を演じていた譚卓(タン・ジュオ)さん!
今回も魅力的!
セリフを上手く聞き取れなかったんだけど、
華陽夫人は宣太后こと羋八子(某ドラマの羋月)の子孫だってこと?
羋氏一族だってことだったんで、そうかなぁ?とは思ったんだけど。


そして、この子!
皓鑭と嬴子楚の子供にしては、我慢が足りない!😆
切れやすい子だわ!
後の嬴政の逸話に合わせるには、そうするしかなかったのかな?
子役の頃は石悦安鑫さん!
なんか、色んな中国ドラマでお見かけしてる気がします。
将来楽しみだわ~🎵

いきなり、大きくなった感もあった大人版
佟夢実(トーマス・トン)さんでしたね。
怖い雰囲気を上手に出してましたね。


賢い皓鑭と冷静で腹黒い嬴子楚の子供にしては、やけに残虐で子供っぽい嬴政でしたね。
趙高に操られてるって感じでしたけど、
皓鑭も嬴子楚も趙高の企みには気づかなかったのねーーー。
このドラマでは雅公主が趙高を嬴政の元に送り込んでたってことになってるけど、そのパターン面白い!その後の趙高の事を分かってると、その説はありかもねー。