『舟を編む 〜私、辞書つくります〜』
見終わりました。
今のところ今年No.1かも?なドラマでした。
小説も映画も見ていないのですが、
今から小説も映画も復習したい気持ちになってます。
(あ、あとアニメもあるみたい。)
三浦しをん さんの「舟を編む」は2011年の作品なんですよね。
見事に現代の要素が取り込まれていて
脚本の蛭田直美さんが素晴らしいと思いました。
蛭田さんの作品は同じくNHKでやっていた
2019年の「これは経費で落ちません!」も書かれていたみたいですね。
あのドラマも好きで見てました。
ド素人で、こうしてブログを垂れ流ししている私ですが一つ一つの言葉に真摯に対応されている方々がいらっしゃることに敬意を覚えます。
当初ロックバンドの人という認識だったRADWIMPSの野田洋次郎さんが
完全に俳優さん、というか馬締光也にしか見えなくなっていました。
池田エライザさんの成長を通して、辞書に全く興味がなかった私たち視聴者が辞書や言葉の大切さに気づかされるドラマ。
大切な人に想いを伝えるために。
松本先生の大渡海に関わったみんなへのメッセージには目頭が熱くなりました。
映画版で馬締を転じていた松田龍平さんもチラッと登場してましたよね。
この作品へのリスペクトを感じました。
演者の皆さんもとても、とてもいい感じ
脚本ももちろん良かったのですが、
演出も出演者もとても良かった。
嫌な人が1人もいない、お仕事に真摯に向き合っている人たち。そして、それがただ仕事だからというスタンスではなく熱や愛情をもって。
そんな立場の違う皆さんが作り上げた
この辞書。
本気でこの辞書が欲しくなりました。
なんなら、続編があってもいいかも?
もしくはスピンオフ?
西岡が主役でもいいし、香具矢さんからの視点でもいいし、天童充の物語でもいい!
そんな風に思うくらい、10話だったとは思えないほど1人1人が描かれていたと思います。