『VIVANT』見終わってみて | 眠いねこのブログ

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日本、韓国、中国、イギリスなど国を問わずドラマ好き。
見てみたら思った事をつれづれに書き込むブログです。


だいぶ世間の皆様とはズレて見てみたドラマ

『VIVANT』でしたが

純粋に日本のドラマで雄大な景色のロケをこれだけ繰り出したドラマに出会えて嬉しくなりました。



ストーリー的にも、これまでの日本のドラマよりも踏み込んでいたように感じ

ワクワクしながら見ることができました🎵

出演者達も豪華で、更に外国人の俳優さんも使ってるなんて凄いなぁと。

 

ここから先は、ネタバレありますので

私以上にタイミングを逃して未視聴の方は

ご覧になってから進んでくださいね。

 



まず、このドラマは視聴者が考察合戦をしてくれる事を想定して制作されてますよね。

丸菱商事という一流商社に在籍しながら、
ちょっと出世コースに乗り遅れてるという設定のぼんやりした印象の乃木憂助という人間。
でも、実は自衛隊のエリート中のエリート 別班の一員だったと。



いやーすっかり騙されました。
でも、ちょこちょこ分からない部分が。

ドラムに盗聴器を仕掛けられたことを知っていたのに、CIAのお友だちと電話してた?
あと、Fとの会話も?

油断してたからと、タクシーに荷物を置いたまま持ち逃げされる?

携帯の入れ替えって、暗証番号とかは?

ザイールの所に行った時も、別班のFなら
ソコに潜んでいた野崎の存在にも気付いていたんじゃないかしら?

等々。
リアタイしていたら考察隊の方々のお考えを漁りまくっていただろうなぁと。😁


色々楽しめたシーンはあったけど、
私が日本的だなぁと思ったのは
終盤の一時的な共闘。
敵対していた人々が同じ目的の為に一堂に集う
胸アツな状況ですよね。
やはり、敵を設けると団結するよねー

最初の👇を思い出すとさ

そして、最後のどんでん返し!

どう考えても、season2か映画化を見越した終わり方でしたよね。
乃木の銃の腕前をもってしたら
あの距離で急所を外すことなんて朝飯前ですもんね。

映画化に続くってパターンは個人的に好きではないんですが、
season2があったら是非見たいです。

でも、でも、
多分大赤字ですよね。😅

この作品を海外にも売りたかったんだと
想像はします。
けど、日本が海外に売り出すべき作品はコレではなかったのではないだろうか?とも思ったりします。
この手の作品は、かなりの予算をかけた
高クオリティなモノが各国で既に制作されてましたよね。

日本国内的には目新しく、素晴らしい作品でも
世界基準で見てみると。。。

別な角度の作品の方が海外で楽しんでもらえるんじゃないかなぁ?と思うのは
私だけじゃないはず。

原作・演出の福澤克雄さんは
「AMDアワード 授賞式」でこう語っていたそうです。
「定年前だし、外したら外したらでいいやと思って。なぜ作ったかというと人材のためです。今の若い人たちがどこに入ってドラマ作ろうかとなると、なかなか難しい。
唯一テレビ局がどうにかやってたので、そのノウハウを続けるためには大きなもの作って、新たな未来、希望をわかして目指してもらいたいなと」

日本のドラマが好きで
子供の頃からテレビっ子だった私が
近頃ではすっかり、韓流華流ドラマばかりになってしまっていたこの状況。
ダメ出しばかりしていたり、
日本のドラマを見もしないって状況は
作り手さん達がいなくなってしまいますよね。

そんな寂しい状況にはなってほしくないなぁ。
日本のドラマがんば!✊‼️