JO1の鶴房くん(画像左)、JO1になる前は韓国の事務所で練習生の期間があったお方なんですが、先日こんなことを言ってたんです。
「あるあるなんですが、外国での生活が長いと日本語がパッと出てこないんです。」
皆さんはこれについてどう考えてますか?
言っていることそのままの意味で捉える人が多いと思います。
「日本語を口にする機会が極端に減るもんね。そりゃそうかもね。」って。
そう、それがほとんどなのですが・・
実はもう一つ、大きな理由があります。
韓国語を韓国語のまま覚えていく生活をしてきたから
いつも韓国語を日本語に変換してるわけじゃないから、日本語が出てこないんです。
はて?どういうこと?と思ったかたもいるでしょう。
言語って元々が意思疎通のためにあるもので、その国その国で使われている道具のようなもの。
その言語の一つ一つが、他の国の言語一つ一つに完全に一致するかって言うと、全部が一致するわけじゃない。
似たようなニュアンスがこれかな?と決められた単語や言い回しも多いのです。
だから、外国に長くいると表現方法や文化も違うから、その国の感覚を感じ取りながら言葉を真似していくんです。
その言葉を日本語に訳そうと思っても、なんか違うものも沢山あるんです。
そんな生活になるから、どんどん日本語から離れていってしまうんですよね。
(そう考えたら同時通訳の人とかって凄い!!)
それを踏まえてなんですが・・
その感覚で韓国語を覚えられたら凄くない?
現地の人の感覚を感じ取りながらの韓国語の言い回しを覚えられたら、速くないですか?
そう、辞書で調べる必要がなくなるからとってもスムーズなんです。
でも・・そんなことできるの?
それがね・・
できるの。
私もまだまだ韓国語勉強中の身ですが、バラエティー番組を見ながら勉強し始めた頃から実感してきたことなのです。
ま、英語圏の国へ1年間暮らしてた時も相当感じてたことですが・・。
小学校高学年になると、読書の仕方として
「分からない言葉が出てきたときは、話の前後から推測してそのまま読み進めなさい」
と言われたことないですか?
それと似たようなこと。本当にそれなんです。
ドラマのリスニング(字幕見ない)をしていても、いちいち辞書で調べることはしてません。最近は。
推測でなんとかなるところはそのまま聞き流しています。
それが韓国語を韓国語のまま覚える方法なんです。
現地で生活している状況と同じ状況を作っているんですよ。
どうしても推測でもどうにもならないものもあるでしょうよ。
物語が繋がらない、絶対専門用語喋ってる!など。
その場合、少し頑張って訳しています。
けど、ほぼほぼスルーしてます。
なぜかって?現地での生活状況にあわせて、
分からないままの言葉も作り上げるためです。
これは、賛否両論あると思いますが、分からないことがあるのは悪いことじゃない。むしろ記憶に残るんです。
少なくとも私にはそう。
逆に、日本語やハングル字幕を見たり訳したりしながら完全に理解しながら勉強していると、私なら記憶に残らないのです。
このドラマ、面白かったー!で終了。が目に見えてる。
分からない状況を作っていくことで得られることって沢山あるんです。
・自分はどのくらいのリスニングレベルなのかが分かる。
・自分は何が分からないのかが分かってくる。
・自分に必要な参考書が分かってくる。
・調べずに確信に変わった時、絶対に忘れないし、すでにリスニングで覚えたものだから次からスムーズに聞き取れる。韓国語のまま。
・現地の人の感覚で覚えた言い回しは、自信を持って自分から口にできる。
・続けていると、レベルアップしていくのが身をもって分かる。
まだまだありそうですが、上手く言葉にできません。
とにかく、やるとやらないじゃ全然違うってこと。
とは言え、まだ文字の発音を習ったところっていう初心者のかたには難しいことだと思います。
1年間取り敢えずテレビの講座や何やらのお勉強を頑張ってください。それから試してみてほしいです。
モチベーション維持にも大いに役立つことと思います。
ちょっとずつで構いません。字幕から離れていくこと。頭の片隅に置いておいてください。
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動画・画像等 FM802 より