突然ですが、筋量と筋力の違いをご存じですか?
毎度、毎度「筋肉」の話ですみません(;^_^A
あんまり「筋肉」を語る女性も少ないような気がしますが、語らせてください(笑)
筋量と筋力を知ることで、美・ボディを手に入れることが出来るかもしれませんよ
筋力と筋量の関係
筋肉には、筋力と筋量があります。
何が違うの?(・・?)そもそも、考えたこともないという人も多いと思います。
筋力と筋量の違い
筋力とは
筋力とは、筋が収縮するときに生まれる力ことをいいます。
筋は関節をまたがって骨に付着しているため、関節を曲げ伸ばしすることで筋も収縮、弛緩を繰り返します。ここの筋がバランスよく力を発揮することで思い通りに身体を動かすことができます
筋量とは
筋量とは、筋肉組織の重さ(※1参照)です。 20歳くらいまで増加し加齢と共に減少していくとされています 筋肉の量が減ると、転倒したり、病気にかかったりするリスクが増えます。
でも、大丈夫
筋量は、何歳になっても運動や食事で増やすことが出来ます
年齢に伴う筋力と筋量低下率
今回は、筋が収縮する時に発揮する力「筋力」と体を支えるために必要な「筋量」の関係や違いをみていきましょう
多くの研究者からの報告で、筋力は年齢とともに低下しますが、筋量はそれほど低下しないことがわかっています。下のグラフをご覧下さい。
例えば、90代男性と30代男性で比べてみると
握力(筋力)は約半分になっていますが、前腕の筋量は70%くらいに保たれています。また、下肢はもっと顕著現れていて、下肢筋力は約30%ですが、下肢の筋量は同じく70%くらいに保たれています。
筋量は、ある程度保たれるにも関わらず、筋力は年齢とともに極端に減少しています。
女性の筋量が、年齢を重ねてもあまり減少していないのは、もともと、女性は筋量が少ないからかもしれませんね。
筋力・筋量と運動器疾患との関連
筋トレをして筋肉量を増やさなきゃとがんばっている方多いですよ。特に男性は、大きな筋肉は見た目もカッコイイですものね。ですが、先ほどの年齢別の筋力・筋量を見て頂いたように、筋量はある程度、年齢を重ねても保てることがわかりました。
次に、筋力、筋量と運動器疾患の関連グラフを見ましょう
下半身の運動器疾患、例えば女性に多い変形性膝関節症で比較した場合、より関連がありそうなのは、筋力のようです。筋量はあまり関連がなさそうですね。
つまり、筋力が低下すると、変形性膝関節症やひざ痛が増悪し、そこからさらに筋量が低下し・・・・悪循環若いうちは良いですが、年齢を重ねると要介護が必要な状態になっていくとことが推測されます
また、筋力と健康には高い関連があり、筋力が低下すると「サルコペニア」という状態に陥り日常生活に悪影響をきたすこともわかっています。※サルコペニア=急激に筋肉が落ちる病気
ですから、筋量が年齢を重ねてもあまり低下しないことを踏まえて、筋力アップに着目をすることで、日常動作の維持・効率アップにつながるのではないでしょうか
筋力アップに有酸素運動がオススメ
筋肉には、筋力と筋量があり、いくら筋量があっても、筋力が最大限発揮できないと意味がありません
筋量は、年齢を重ねてもある程度保つことが出来ますが、筋力は何もしなければ大幅に減少します。ただ、筋力も筋量も年齢、性別に関わらず、適切にトレーニングを行うことで高め増やすことができます(((o(*゚▽゚*)o)))
80歳でも美・ボディでしゃんしゃん歩いて生活したいと思う方は、「筋力」に着目しながら
有酸素運動を取り入れてみてはいかがでしょうか?^^なぜなら、有酸素運動は、可動域がとても大きく日常の動作の効率をあげます。
※有酸素運動が筋力アップに向いている理由は、こちら👇
美しいカラダ(美・ボディ)は、筋肉量を維持して、最大限筋力を発揮することです。
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