毒親の『毒親』になった所以…知れば知るほど◯◯◯◯ | 自分軸での自分の人生を生きる。

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辛かった過去、毒親の毒を解毒中のアラフォー。
自分も家計も見直し中。

自分軸で自分らしく生きる為の試行錯誤の記録


日々のことやお金や子育てなども☆

以前にもこのような記事を書いた。


毒親がなぜあのような毒親になってしまったか。

発達障害のことを勉強するうちにその謎が解明され、私の中でかなりの納得感を持てた。



彼女(母)は、間違いなく強めのASDだと思う。

そして彼女(母)の母(祖母)も、ASDだと思う。


ASDは、今は自閉症スペクトラム障害というらしいが、昔はアスペルガー症候群と言っていたらしい。


・人の気持ちがわからない

・意思の疎通に難がありコミュニケーションが難しい

・人の気持ちがわからないながらにわかろうと頑張るから疲れやすい

・深い思考が出来ず物事の表面的な部分しか見られない、見ようとしない

・想像力に欠け、将来も想像出来ないから明るい未来や、より良い未来になることが想像出来ず、心配ばかりしてしまう

・同様の理由によりネガティブ発言が多くなる

・眠りが浅く、睡眠時間は多く取るのに熟睡出来ない

・白黒思考、視野が狭い、自分本位に考えがちで、自分にとって良いか悪いか、敵か味方かという見方をしてしまいがち

・視野が狭いから自分の考えが世間の常識くらいに思ってるし、それを周りに押し付ける

・完璧主義になりやすい

・自分なりのこだわりがある

・自分の悪い所に気付けない、自覚しないから悪びれない。謝らない

・嫌われたり怒られたり傷ついてきた経験が多いからか、すぐに責められたと感じ相手の言葉に被せるように反論したり過剰反応する

・毎日同じルーティン、同じ環境を好む

・計画的に取り組んだり、決まったパターンで過ごすことを好む。

・イレギュラーなことが発生するとパニックになる

・臨機応変に考えたり動くことが苦手

・自分を客観的に見ることが苦手

・騒がしい所や、ワイワイした所が苦手で静かな所を好む

・身体の体感や筋肉が弱く、姿勢維持がしにくい

・好きなこと、興味のあることにはのめり込んだり徹底的に調べたり研究する


などなど。



私も認めたくないけれど、遺伝したらしくこの傾向があるようだ。毒母毒祖母よりは強くはないとは思ってるけれど…。

認めるのは、なかなかキツイ絶望



彼女(母)も、眠れない眠れないと良く言い睡眠剤を処方してもらっている。


筋肉がないから姿勢も悪い。腹筋が出来ない。

骨盤底筋が弱いのか、膀胱が小さいのか、頻尿(若い頃から)30分に一回の勢いでトイレへ行く。


自分を客観視出来ない。

70才になり医者に老人と言われてびっくりした、それまで自分が老人だと全く気づいていなかったというエピソードを話していた(ウソでしょ!?と思うが本当の話(笑))


また、スネ毛ボーボー、脇毛ボーボー、腕毛ボーボー(腕は割と薄めではあるが)でも気にしない。

化粧は眉を書き口紅を塗る程度。眉が変でも気にしない。

平気で人前でオナラやゲップをする。

女性としてとか、人からどう見られるかとか、親がそんな風だと子供がどういう風に見られ、どういう思いをさせてしまうかとかまるで想像出来ない。

(オナラやゲップは恥ずかしいから止めてと散々訴えてきたが、取り合ってもらえなかった)


意思の疎通、コミュニケーションに難があり、何で?という返しをしてくる。


自分本位の考えを押し付けてくる。


自分を客観視出来ないから、

私はがんばってるのに、がんばってきたのに、産んであげたのに、お世話してやったのに、なんで冷たくするの〜泣くうさぎ なんでそんなこと言うのー⁉

ムキーッムキー


となるんだろうね。




あれこれ言えばキリがないからこのくらいにしよう。


とにもかくも、彼女らみたいな人が親になると子供は大変な苦しみを味わうことになる。


私、子供の頃からずーっと鬱っぽかったんだけど、今思えばカサンドラ症候群だったんだと思う。


一番わかって欲しい人に気持ちをわかってもらえなくて、辛いと相談すれば受け取り方や感じ方の問題だと言われ、何か意見すればこちらが悪いことにされてしまって、悪口を周りにも吹聴されたり、周りと比べられたりして味方がいなくなり、四面楚歌になる感じ…。


家にも学校にも安心の場、味方がいなくて、辛いのに生まれてきてしまったから生きなければならない。ただ生きてる感じ。


立ち止まりたくても、立ち止まったらもう通常の生活には戻れないかもというダブルバインドの苦しさや苛立ち。


そうしてどんどん精神的に追い詰められて限界を感じながらも、【何でもないです、元気です、私は普通です、問題なんてないです】という顔をして生活してた(今思えばほほえみ鬱ってやつ?)




人間関係の問題や家族の問題は、こういう脳の特性を知るとかなりのことが説明がつくような気がする。


なるほどね〜

親がこうだったのも、離婚したのも、長女が自殺に至ったのも、私が辛い人生で親と絶縁にまで至ったのも、脳の特性や心理面を探ればほとんどが納得出来ることばかりだ。


発達障害があっても、その人自身がこの傾向があることを自覚出来ている場合はまだ救いがあるのだが、全く自覚ない場合はどうしようもないんだよね。

やはり、得策は距離を置いてあまり関わらないようにすることだと思う。



最近、自分、夫、毒親、毒祖母などの取説や相関関係図が頭に浮かぶようになってきている。

問題に感じることや、何故相手がこういう言動をしていたのかや、なぜ相性が悪いと感じるのかなどの理由が手に取るようにわかってきた。


オオッ! そうだったのか〜! だからか〜!!(◎o◎)!


これをアハメーションというのかなあ。



特性がわかると対処法もなんとなくわかってくるような気がするし、落ち着いていられる。


トラウマがある場合は知識だけ入れてもダメだけれど、やはり知識は大切だと思う今日このごろ。






姉から最近聞いた話。
私から拒絶された毒母は、最近は私に依存することは諦められるようになってきたようで、近所の人と交流しそれなりに楽しく暮らしているようです。

楽しく暮らしてるんなら良かった。

子供に依存しなくても自分で自分を楽しませることが出来るということを覚えたのなら、私は突き放して良かった。
あの人の自立に一役買ったんだな。


今では姉とは、母のことも夫のことも話し合えて、辛さを共感してくれて、私を応援してくれている。
「〇〇(私)向き合おうとしてるし、本当がんばってるよね〜えーん 偉いよ!」と励ましてくれる。

私は一人じゃないんだな。