「帰ってきたときに起きてたら話をきいてあげる。」ということでしたが覚醒状態が辛く酒と眠剤で寝てました。
結果、何もなかった事になり今朝も一言も交わすことなく今に至ります。だろうなとは思ってたんですが。
面白い話ですが彼女の性質として面倒ごとは無視してなかった事にする、というものがあります。
数年前に「通院に付き添ってほしい、毎回は無理だろうから2カ月に1かいでいいから」とお願いした時も初回は付き添ってくれたものの次は理由を付けて断られ、その次からはお願いしてもはいともいいえともいわずのらりくらり。結局頼むのをやめました。
「1日に5分で良いから二人で話す時間を作りたい。」とお願いした時も同様、初日は「今日は疲れてるから明日でいいかな?」翌日は「今日もちょっと無理。」、三日目からなかった事になり何も言われなくなりました。
話を聞く限り、自分が傷付きたくないんだそうでハッキリ断って自分が悪者になりたくなくて無かった事にしてるようです。
私の事に関しても病状や考えていることを聞いてしまうと少なからず悩んだり不快になることがあるので、意識的に、積極的に話を聞かない、無視する方向に動いているようです。
実際私が何日も寝たきりでも食事をとらなくても声掛けどころか気にするそぶりもありませんし、それが彼女のベストな選択なんでしょう。
カウンセラーに相談したこともあるんですが「人は成功体験から学習する」そうで、今まで何度も調子を崩しても放置しておけば勝手に復帰して家事を始めるようになる、という実例を作ってしまったため覆すのは失敗体験させるしかないそうです。
人間なんだから話すことで何とかならないものかとも思うんですが、そもそも話す機会もないのが現状なので難しそうです。
長々と書きましたが辛さを知ってほしい、なんなら理解してほしいと思う私の願望に対して、話すことは難しく、立ち直ることで悪い方に補完されてより理解されなくなってしまう現状に対して、有効な手立ては明確な失敗体験をしてもらうしかなく、それは「家族が自殺した」という事実でした成しえないのかなと思います。
まぁ、自殺したとしても8割がた「なんか知らんけど勝手に死んだ」としか思わないのは分かってるんですが。都合悪いことをなかったことにできる性格ならば自分に責任があったかもなんて考えも浮かばないのは火を見るより明らかですしね。