夕方、帰宅すると
真っ先にあまえて来るのが
龍馬
(ブレブレですが、臨場感優先で )
りょ「かぁか・・・さみしかった
それに、アイツ がいじめるんだ
」
(にゃん相 わるっ )
しばらく膝であまあま
ほかの子らは
ごはんの催促
さら がここにいるのには訳がありまして
冷蔵庫とストッカーでできたコーナーは
ちゃーさんのご飯場所
横取り防止のための位置
歯が弱ったちゃーさんだけ特別ごはん
これを狙っているのです
*** ***
さて、ちょいとテレビドラマの話
今年のNHK大河ドラマは
蔦重を描くとのことで
久しぶりに観ているのですが
昨日のOAで、またしても
がっかり
その美声が、江戸中の人々を魅了したという
二代目富本豊前太夫
(昨夜の段階では襲名直前でしたが)
語り出しの
「千種の中に 恋草は……」で
「ちぐさ」の「ぐ」も
「こいぐさ」の「ぐ」も
濁音
それは 鼻濁音 だろぉがぁ
色々な面で「考証」のかたが入っているけど
「芸能」は?と、字幕スーパーをよく見ると
「芸能指導」だって・・・
そっか、「考証」まではしないんか
流派は違うかもしれないけれど
浄瑠璃の伝統を守ることにお力を注がれた
咲太夫さまがお空で嘆いていらっしゃる
指導するヒトがオカシイと思わないと
何も始まらないもんね
それで思い出すのは
少し前の朝ドラで
古賀政男先生を描いたであろう人物が
「ギター」を 平板で 言っていた
アクセントで「平板」というのは
音階にすると「ドミミ」になること。
最近はなんでもかんでも平板で
「ドラマ」も「ドラム」もそうだし
「プロデューサー」「ディレクター」
などもみんな平板・・・
(「アナウンサー」は平板化しないのが不思議)
〈追記〉
元々、ギターは頭高=ミドド
プロデューサー・ディレクターは中高で
ドミミドドド ・ ドミドドド でした。
時代と共に変わるから
正誤の問題ではないのですが・・・
当代人気のミュージシャンらしいので
日常会話ではそうかもしれんけど
古賀先生は、そうではなかったはず
ついでに思い出すのは「重さ」のこと
以前、小和田哲男先生が
”首桶” についておっしゃっていましたが
それに類することは現代ものでも随所に
今でも引っかかりが残っているのは
・牡蛎がいっぱい詰まっているはずの
発泡スチロールの箱
・大判焼きが何十個も入っているはずの
手提げ紙袋
最近では
・少なくとも10個以上のお弁当が
入っているはずの段ボール箱
全然重く見えないんですけど
演技というより演出の問題
つまり、制作姿勢だよなぁ
最近、物語の挿絵で
とっても興味深いことがあって
やっぱり「姿勢」という点で
感激することがありました。
いずれ、また