まもる先生の絵本
と言えば、今は
手塚治虫先生原作の『火の鳥』が
話題の中心かと思いますが
それに先立って、3月25日
あすなろ書房から
『鳥がおしえてくれること』 が
発行されています
帯にある言葉は
編集のかたが書かれたそうで
まもる先生がご自身のブログに
この絵本について書かれていますので
是非、お読みください
鈴木まもる 草刈り薪割り日記 : 新刊絵本「鳥がおしえてくれること」 (livedoor.jp)
せっかくですから、帯を取って
表紙全体をご覧いただきましょう
内容については、先生ご自身が書かれていますので
私が加えることはないのですが。。。
1点、どうしても書かせてください
最初に読んだときは
ラストのページのお言葉
そして、ブログのお言葉にも
文字通り「元気」を頂きました
が、読み返すうちに・・・
この部分 が、刺さるようになりました
これは、よくある養鶏場。
もちろん、まもる先生は
養鶏場に対して、あるいはそのシステムに対して
何かをおっしゃっているわけではありません。
私が勝手に感じたことなのですが・・・
こうした形態の恩恵に与って、私たちは鶏卵を
安定のお手頃価格で毎日のように頂ける…
でも、 ”鳥インフルエンザ” などがまん延すると
一度に何万羽という数の鶏が「処分」されます。
つまり「殺処分」です。
工場で大量生産された「もの」の内
規格に合わない不良品が廃棄される…
というのとは、訳が違う
鶏は、あくまでも「いのち」
「いのち」が生み出す「いのち」を
人間が、効率よく頂戴するために
なんと不自然なことをしていることか。
だから、ひとたびコトが起こると
とてつもない代償を払わなくてはならない
このシーンに到る前では
人間の身勝手が絶滅に追いやった鳥たちについて
描かれていました。
どうかすると、
「それには自分は関係ない」と
蓋をしてしまう人がいるかもしれない。
でも、「卵」の問題は
あなたの毎日と関わりがあるのですよ
と突きつけられているような・・・
拙い文章では
このモヤモヤを巧く表現できず
もどかしい限り
表紙やブログは一般公開されていますので
具体的な許可は頂かないまま
使わせて頂きました。
ただ、養鶏場の一コマについては、絵の使用について
まもる先生のお許しを頂いています。
そして、「いのち」について・・・
ぐたぐた言う私に、ひとこと
「『火の鳥』はストレートだと思います。」と。
『火の鳥』
ますます、楽しみです