ようやく読了
他の本あれこれと同時に
少しずつ読んで来たので
「ようやく」です
でも、すいすい読み進めたくない内容で
いっぱい Dog ears
一か所「え 」と疑問符付きで目を引いたのは
「空回る」という記述
名詞に「する」を付けて動詞化するのは
日本語ではよくあることで
最近は単に「る」だけつけて
「メモる」「ググる」とまで
その伝で「からまわる」かと思いきや
ネットで調べたら
がありました。
「くうまわる」ですって
「比較的新しい言葉」とのことで・・・
ただ、見つかったのはこれだけで
ほかには見当たりませんでしたし
手持ちの広辞苑(第六版)にも
載っていませんでした。
モヤモヤは残っていたのですが
「あとがき」に、校正は
牟田都子さん とあり、ほほぉ
このかた です。
前にも「共感」ということで書きました。
牟田さんの目を通ったのなら、OKなのでしょう
で、『不完全な司書』に話を戻して・・・
終わりのほうの
「無くすか今のまま続けるのかの選択肢から、
『ちょっと形を変えて無理なく、でも
楽しく続ける』という微調整」
という記述に
岡山県 宇佐八幡神社の宮司さま
神崎宣武氏のお言葉を思い出しました。
神崎氏のことは
この番組 を見て以来
図書館で何冊か借りて読んだり
こちら を買ったりしましたが
折に触れて語られるのは
「伝統を守り伝えるためには
古い形に固執するのではなく
“いま” に合った形に変えることも
大切なのではないか」
たまたま見つけた、こちらのサイト
和ごはんインタビュー 神崎宣武さん|和ごはんインタビュー | リビングくらしナビ (living.jp)
でも
同様のことをおっしゃっています。
道を極めたかたほど
「融通無碍」なのでしょうね。
う~~む、もっと勉強だ