【投資考】損切りの考え方と今週の取引あれこれ | ねこかぶ日記

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今日のおやつは美味な365日のパンをいただきました。いつ食べても美味しいです。

 

 

 

 

米国の金利高が継続。予想通りだと思いますが、今の米国指標だと元気なので金利は下げにくいですね。


金利高の継続で、早速、銀行問題が再燃し、米国の不動産に投資しているあおぞら銀行にも飛び火しました。こういうのを見ると金融経済は世界とつながっているのを改めて感じます。

日本が利上げが進んだ時には、米国と同じように地銀、信金の銀行合併が色々と起こるでしょうね。

 

個人的には銀行株はメガか、好財務の地銀しか拾いません。国債をたらふく抱えているような地銀は利上げ局面で大変だと思います。今後、日銀が利上げをする局面があった時には、最初は業績が良くても、その後は財務が悪化して地銀統合がすすみ、銀行株全体にも影響が出ると思います。その前には銀行株の量は減らしていこうと思っています。

 

●やまみ 5年チャート

1300円台で拾った豆腐のやまみ。目を覚ましてから足早に上昇、ついに4000円台に突入。眠っていた期間は長いのに、上昇段階になったらピッチが速すぎる感じ。どこまで上昇するでしょうか。次のQ決算を見てから、量を減らすことも検討します。

 

▼やまみ 過去メモ

 

 

 

 

友人から損切りについて相談されました。誰しも含み損がある銘柄は気になります。

 

株を始めた頃に、プロの方にお聞きすると、笑いながら「プロでも買った株のすべては上がらないのだから、あたり前ですよ」と言われました。続けて、「すべて上がっている方が気持ち悪い」だそうです。こういう局面になったら上がる株という形でPFを組んで分散して投資されているので、全部が上がるわけはないですね。なるほどと思いました。

 
株は安く買って高く売るなので、拾う時のタイミングが大事なのはわかります。しかし、どうしても含み損は大小問わず起こります。
 
個人的にも含み損は嫌ですが、そのため拾う際に習慣にしていることは、その株を買う理由と、その株のシナリオをいくつか決めて拾うようにしております。そうすることで上がってすぐに売ってしまう早売りと塩漬けを回避することができます。
 
買う時のシナリオは主に3つ。ひとつ目は、今後、この企業はどうなって株が上昇していくのか、ふたつ目は期間。どれくらいの間で株は上昇し、投資をするのか。三つ目は全体の相場の影響です。基本的にそのシナリオのままだったら含み損でも保有します。
 
特に大事なのはふたつ目とみっつ目。ふたつ目の期間が中長期だった場合、目の前の含み損銘柄はそのまま置いておき、さらに安値なら、一合目、ニ合目から入って買い増せるタイミングかも知れません。
 
そのまま上がらずともシナリオが継続しているならば放置。個人的に最近メモした中からですと、上記にメモした豆腐のやまみ、同じく2年持ったトレジャーファクトリー、1年半のスノーピーク、9年持ったさくらインターネットなどが当てはまります。
 
短期だった場合は、すぐに結果が出るのでリスクは上がります。例えば、次のQ決算が良く、この地合いならば上がるだろうと見込んで拾ってみたら結果はそうならなかった。
 
買う理由がQ決算で上がる、期間は決算発表。そうならなかったので損切り。買う理由がなくなったので迷わず損切りできます。
 
しかし、時間軸を中長期に変えてみてみると、今回のQ決算ではまだ数字はでなかったけど、この理由があるから次のQ決算では結果が出てきて上がると待つことができます。
 
何度も好決算発表されてもマーケットから気づかれなかったスターツ出版はこの形でした。期間を味方につける投資のやり方をすると、早い段階から入れて、損する可能性を下げることができると思います。

 

 

【今週の主な取引あれこれ】

●イーライリリー5年チャート
Q決算で半導体のソシオネクストや百貨店の三越伊勢丹HDは相変わらずインバウント効果で上昇。

 

手放した卸のパルタックの発表がありました。本来、卸は地味株なので昨年ぐらいの勢いはないですが、業績は食品の値下げが始まってもまだ伸びるので、もう一押しを期待。

 

その後は配当株として保有する流れになるかと思います。現状は三菱食品、加藤産業、あらた、久世のみに集約して他の卸株はパルタック同様に手放しています。

米国株も好調が続きます。その中から3年ほど保有している米国株の医薬イーライリリー。買値の4倍を越えたので少し利食いました。来週は決算があります。

 

日本株の方はM&A型のGENDAを買い増しし、ビジネスモデル転換型としてデータ関連の会社の株を拾い始めました。今週もお疲れ様でした。