恋月☆こんなに月がきれいな夜は 空を飛びたくなってしまうよ。 風に乗って 空中でくるり☆一回転! それがどんなに うっとりするほど気持ちがいいか。 カラダの細胞が覚えてる。 ↑ 昨夜、7時ごろ。 あたりはまだ、こんなにも明るくて、 顔を出したばかりの大きな月が、 あんな低い空に浮かんでた。 しなやかな銀色の毛並みを持った 小さな獣のような今宵の月は 公園の木々を一息に駆け上り 梢を力強く踏み切って 誰の手も届かない空の軌道へ 今にも跳ね上がりそうだった。