イエローカード@看護師さんからの情報 | こんな娘でごめんなさい

こんな娘でごめんなさい

            

末期癌の父を看取った後は、認知症の母の在宅介護を5年。
現在母は脳出血で入院中で、このまま病院で暮らすことになりそうです。
私自身も遅れてやってきた介護ダメージと戦いながら、日々新しい人生の準備中~。

 

【イエローカードシリーズ過去記事】

 

第1話 クリックとうとうこの日がクリック

 

第2話 クリック帰宅願望クリック

 

第3話 クリック頼りになるケアマネさんクリック

 

第4話 クリック私の気持ちクリック

 

第5話 クリック翌朝の母の様子クリック

 

 

 

 

 

帰宅してすぐショートステイに電話をしました。

 

責任者K氏は外勤中とのことで、看護師さんが詳しく母の様子を教えてくださいました。

 

 

 

お母さん 〇〇〇子の二女です。この度はご迷惑をおかけして本当に申し訳ありませんでした

 

※万が一、例の方が電話をすることも想定し、私は自分を名乗る時には「娘」ではなく「二女」と言うようにしています

 なにせ実の親でさえ区別がつかないほど声が似ているので

 

 

おとめ座 あ、いえいえ~全然ですよルンルン

 

おそらくこの余裕は、夜勤当事者じゃないことや、事態がすでに収束していること

さらには看護師さんという立場上、もしくは性質上のものだと思われます

 

 

 

(怒られずに済んでホッとするやら拍子抜けするやらw)

 

 

 

お母さん あのですね、主治医に相談する関係で、

できれば今回の母の一部始終の様子を伺ってもよろしいでしょうか?

 

 

おとめ座 あぁ、はいはい。えっとね、私も夜勤者から聞いた事しか言えないんだけど、

ようするにね、お母さんはとにかく帰りたかったの。すごくすごく帰りたかったの。

なのにその欲求が通らなくてどんどん興奮しちゃった。ただそれだけのことよ♪

でも朝になったらちゃんと落ち着いてたし、

朝食の時なんか他の利用者さんひとりひとりに、

「昨夜はお騒がしてすみませんでした」って謝って歩いてたくらい。

だから娘さんも気にしなくっても大丈夫♪

 

 

お母さん あ、でも、またこんなことがあったら・・・

 

 

おとめ座 あ~まぁね、あまりにも大騒ぎして、夜勤者が他の利用者さんのコールに出れないとか、

もしくは勝手に出口を探して他の利用者さんのドアを片っ端から開けちゃうとか、

そういうことになると問題だけど、お母さんはそこまでじゃなかったから大丈夫♪

 

うちもね~、

 

夜勤者が1人しかいないもんだから・・・

 

そこがネックと言えばネックよねw

 

 

 

 

影 影 影 影 影

(ここからは心の声)

 

 

 

はい?今なんと?

 

なんかサラッと言ってくれちゃったけど・・・夜勤が1人?

 

えっと、1ユニット10室×2=20室だよね。嘘でしょ?

 

 

それだもん、不穏の母を必死で追い出そうとするわー。

 

だって、さぁーこれから1人で夜勤だーって時からすでに、

 

「帰るー!帰してぇー!どぉして鍵を開けてくれないのームキー」って騒ぐ認知症患者がいるんでしょ?

 

そりゃー、しょっぱなから勘弁してよーってなるのもわかる。

 

だから、電話の向こうからキツイ口調な女性の声が聞こえたのね。

 

 

いや、だからと言って、それが母を追い出しにかかる理由にはならないけど、

 

たった1人で夜勤をする部下を思えばK氏も必死になるよね。

 

これはもはや、施設全体の問題だわ。

 

 

 

(心の声終了)

影 影 影 影 影

 

 

 

 

 

 

お母さん えっ、夜勤って1人なんですか?

 

おとめ座 そうなんですよー。

しかも看護師も私1人でね、私がいない時は誰か代わりが来るんです

 

 

 

 

 

えーーー聞いてないよー。そんなに手薄なショートステイだったの?

確か看護師さんは2人で、夜勤も看護師+介護士って聞いたような・・・

私の勘違いかしら↓↓

 

 

 

お母さん そ、そうなんですねー。

それとですね、夜中に頓服を飲ませたら落ち着いたって聞いたんですけど

 

おとめ座 あー、えっと、21時に飲ませて、22時に様子を見に行ったら寝てたらしいです

 

お母さん それはデパスが効いたってことですかね

 

おとめ座 んー効いたのかも知れないし、怒り疲れたのかも知れないし、そこはなんともw

 

お母さん あのですね、実は今回みたいな興奮状態は、自宅ではわりとよくあるんです。

でも、デイやショートでは全然なくって、今回が初めてなんですよ

 

おとめ座 あはは、外面がいいのはねーよくあることですよw

 

お母さん お薬を変えた方がいいと思われますか?

 

おとめ座 そうですね、取り急ぎってほどではないと思いますけど、

ご自宅で興奮することが多いと娘さんも大変でしょうし、

診察の時に相談してみてもいいかも知れませんね

 

お母さん ちなみに今回のことは、ショートの期間がいつもより長かったことは関係してるんでしょうか?

 

おとめ座 ん~関係ないとも言えないけど、関係があるとも言えないですね。こればっかりは。。。

 

お母さん わかりました。お忙しい中ありがとうございました

 

 

 

 

 

 

ということでした。

 

こんなこと言ったらなんだけど、K氏が留守でよかったかも。

 

あまり口数の多い方ではないので必要最低限のことしか聞けなかったかも知れないし、

 

喜怒哀楽も少ないので「やっぱり怒ってるんだろうなー」って感じちゃうし。

 

 

朗らかな看護師さんに対応していただけてラッキーでしたおねがい

 

 

 

それにしても、スタッフの人員不足には驚愕したわ。

 

母の場合、

 

通院先・デイケア・訪看 すべてが同じ病院内で、ショートステイも同系列。

 

 

これは介護業界全体の問題なのか、病院グループ独自の問題なのか。

 

そういえば、訪看さんの責任者さんと看護チーフも一緒に辞めちゃってたもんなー。

 

まぁ、シルバーデイケアになった時点で訪看さんは来なくなったから支障はなかったけど。

 

うーん。いろいろ大変なのね。

 

 

 

ていうか!!

 

母が朝食の時に自らみんなに謝罪したっていうのが泣けるわーえーん

 

そういえば前デイケアを卒業する時も自分から挨拶したって言ってたな。

 

 

あ、あとは、ずーっと昔の話だけど、

 

例の方から離れたことで、例の方が強制的に入れてた訪看さんを辞めるのはおろか、

 

「私はもう支援は受けませんっムキー」とか言って、鬼の形相で包括センターに乗り込んだこともあったっけ。

 

あれにはH氏もびっくり仰天w

 

 

 

良くも悪くも・・・母ってこういう人なのよね。

 

 

 

 

つづくウインク