和魂洋才 | 久蔵

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落語と歴史のブログ

蘇我氏は物部氏を制して仏教を導入し聖徳太子を擁立した、蘇我一族の聖徳太子は推古天皇の摂政となった

 

蘇我氏は渡来系の和魂漢才一族

 

十七条憲法の精神は仏教の教えではなく古来からの和の教えだったという、和魂洋才とは「和の魂をもって東西の洋の才を活かす」こと

 

初等教育で母語ではない英会話に拘る意味は何か?日本は洋魂を育成したいわけではあるまい

圧倒的多数の和魂和才の日本人、洋魂和才の東西洋人は明治から一定数存在しているという

文明開化で和魂洋才の日本人が増えて日本は近代化し先進国の仲間入りを果たした

 

パトリック・ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)

 

戦後教育によって自虐的日本人が出現し、日本を疎み日本を不満に思いながらなお日本に住み続け和魂を失いかけている日本人もいる

 

さらに外国にかぶれて洋魂になってしまったかのようないけ好かない日本人は日本に馴染めず外国籍を取得して移住までしている

 

世界に通用する日本人の理想は和魂洋才であるが、魂と才は相反するが故に両方を高めることは困難だという


文明開化は英米文化や英語だけでなく欧米万遍なく導入した、欧米の文化技術をまるごと取得するのが目的で会話目的ではないのは明らか

 

現在、日本国内には和才の東洋人が増えてきた、彼らは母語ではない日本語も達者


 

洋魂洋才では世界に通用しても日本では通用しないことは明治から明らかだったようだ、もちろん現代も通用しない

 

世界が日本に求めているのは和魂や和才、洋魂洋才なら日本人じゃなくても世界にごまんといる、ごまんどころか何十億人もいる

シェークスピアを英語で語る日本人より源氏物語を英語で語る日本人が求められる、むしろより綺麗な日本語で源氏物語を語る日本人を世界は求めている

英語よりその前に日本語や古典だろ!というのが次世代日本教育、英語を操る日本人はもう一定比率到達し飽和しているよう

 

 

母語の日本語を身につけ和魂を保持するだけでも十分だけれども、第二言語は飽和している英米露中韓語ではなくてもよいと想う