●「大人のためのグリム童話手をなくした少女」が2018年8月に公開!
東京アニメアワード2017の長編コンペティショングランプリ作品でもある「手をなくした少女」がついに全国上映決定です!
タイトルは「大人のためのグリム童話 手をなくした少女」!
一時期流行った“本当は怖いお伽話”的な売り込み方で攻めていくようです。
ポスターに加えて公式サイトも公開となり、公開が迫ってきたことが感じられます。
公式サイト:http://newdeer.net/girl/
実は今年のTAAF2018でもチラシが配られておりましたのでTwitterにはあげていたのですが、ブログで紹介するのを忘れていました。
今になっての紹介ですみません。
これね。
●「手をなくした少女」は大傑作?これは見ものです!
TAAF2017のコンペ作品と言うことで、私はこの作品をすでに鑑賞済みなのですが・・・
感想を言わせてもらえば
すっごく良かったのです。
自分のブログをさかのぼってみたら感想を上げ忘れていたので、今となってはこの日本公開に合わせて感想を載せようとは思っているのですが、あらかじめ推しておきたいぐらいホント素晴らしい作品なのです。
当時こそ同じく長編コンペティションにノミネートされていた「僕の名前のズッキーニ」の方に夢中になってはいて、コンペ結果発表前こそどちらかというとそちらを応援してはいたのですが、いざ「手をなくした少女」がグランプリを受賞したことが発表された際も、残念とか怒りとかの感情もなく、ただ
いやぁ・・・こっちも良かったもんなぁ・・・
って感じの感想が漏れました。
それぐらい「手をなくした少女」も大傑作だったのですよ。
見どころはまずなんといっても、そのビジュアル。
「かぐや姫の物語」や「ホーホケキョとなりの山田くん」など手書きの装いの強い作品に近く、さらにあの手書きテイストを強めた作風となっており、もはや絵具でサッサッサッと簡単に描いたかのような(いやそんな簡単に作っていないのはわかってますが)アニメーションとなっています。このタッチの作品で長編作品ってなかなかないので、きっとどなたも今まで観たことのないアニメ体験ができるのではないでしょうか。
全編こんな感じなんですが、ビジュアルだけでなくストーリーでもぐいぐい持ってかれますよ。
公開は8月よりユーロスペースほか、にて順次全国上映です。
今年のマストチェック作品ですので、お忘れなく。
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