●原作は児童文学作品!劇場版「若おかみは小学生!」が発表!
アニメ映画の最新情報などをTwitter経由で最初に知ることが多いのですが、元ネタを知らなかったことや詳細を知らなかったことなどにより“この”作品の公開が発表された時の周囲の熱量と私の感情には差を感じました。
その作品というのが「若おかみは小学生!」。
公式サイト:www.waka-okami.jp/movie/
本作は2008年から刊行をスタートし、全20巻が発表された児童文学シリーズ。
このジャンル自体を自身があまり詳しくないこともあり、存在自体を今回の発表で初めて知りました。、私も小学生時代は「ズッコケ三人組」とか「かいぞくポケット」とか読んでていたので、同じように一定の世代にはかなりメジャーなシリーズなのかもしれないです。(対象年齢層が全然違う例な気もする)
今年は「若おかみは小学生!」のIP自体が熱い時期となっておりまして、丁度先日、4月8日よりTVアニメシリーズの放送がスタートしています。
じゃあ、このTVアニメシリーズの劇場版なのかな・・・と思いきや
劇場版は制作陣が全然違うようなのでして、この点がもう一つ今回の記事の肝となります。
●監督はジブリの血を継ぐ高坂希太郎さん!
劇場版の監督を担うのは高坂希太郎監督。
名前を聞いてもそれほどピンとくるという人も限られている方だと思うのですが、これまでの功績としては、最近では「風立ちぬ」の作画監督を務めたり(これによりアニー賞でノミネートも!)、監督としての代表作は「茄子アンダルシアの夏」や「茄子スーツケースの渡り鳥」の茄子シリーズを世に送り出してきました。
というわけで高坂さんもスタジオジブリの血を継ぐ一人なわけです。
スタジオポノックだとか、宮崎吾郎さんだとかスタジオジブリから派生して活動を独自に続けていく人たちも多数いるわけですが、高坂さんもまたその一人ということで、スタジオジブリの長編部門解体以降の位置づけでも重要な一作になるのではないかと思います。
ちなみにアニメーション制作にクレジットされているのは、DLEとマッドハウスでして、今回の「若おかみは小作成!」はジブリ作品ではもちろんありませんのでご注意を。
さらに脚本には、今や「聲の形」や「夜明け告げるルーのうた」などで“マチガイない”一人として数えられるであろう吉田玲子さんが起用されております。この点でも個人的には1ポイント注目度が増します。
「たまこラブストーリー」や「ガルパン劇場版」、かなり新しいところでは「リズと青い鳥」も吉田玲子さん。ひっぱりだこ!
夏休みシーズンが終わった後の公開ということで、夏休み公開作品で予告編を見た人をどれだけ顧客に持ってこれるかが興行成功の鍵となりそうです。
講談社だからというわけかボンボンTVの方でプッシュされているところは、コミックボンボン派の身としては思い入れがちょっと上がるところでもあります。
若おかみは小学生! 花の湯温泉ストーリー(1) (講談社青い鳥文庫)
若おかみは小学生! スペシャル短編集1 (講談社青い鳥文庫)
「黒魔女さんが通る!!」×「若おかみは小学生!」 魔リンピックでおもてなし (講談社青い鳥文庫)
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