第4回新千歳空港国際アニメーション映画祭のレポシリーズ。
今回は旧作となります。
マインド・ゲーム
を観てきました。
公式サイト:http://mindgame.studio4c.co.jp/(まだあった)
2004年に公開された湯浅政明監督の初長編作品なのですが、今回は新千歳空港国際アニメーション映画祭の特別仕様ということで爆音上映としてのプログラムとなりました。
上映前には、湯浅政明監督が、サプライズ登壇!
その日の最初の上映プログラムでして、先ほど起きたばかりと若干眠そうな感じだったのが印象的でした。その後、退場したようでしたが一緒に上映を観ていたようで、一緒のスクリーンで観れるというだけでもなんだか感動がありますよね。
私、「マインド・ゲーム」を劇場で観るのは、かつて開催されたタマフル映画祭から数えて2回目。ディスクも含めて数えると複数回観ているほど、大好きな映画です。非常にポジティブなメッセージがつまっており、根本的な生きる力が得られる数少ない映画だと思っております。
今回の爆音上映で観た感想をざっくり一言で言うと
何度見ても良い!!!
主人公の西くんはこの映画で、大きく分けて二度覚醒しています。
一度目はやりたいことを全力でやるという決心
そして二度目は、愛する人や自由で安泰に死を待つ生活を例え手に入れたとしても、
辛く大変な皆が生きる世界の中で行きたいと思うという決心
この二度の成長が本当に感動的で、本作を観る度に感動の涙の量が多く、そして大きくなっている実感があります。もしかしたら、歳を重ねるたびに思い入れが強くなってくる映画でもあるのかもしれません。
初見こそ度肝を抜かれるばかりで、映画の進行に引きずられっぱなしになるかもしれないですね。
そして、肝心の爆音上映の良さに関しては・・・・・・
ぶっちゃけよく分かんなかったです。
音が悪いとかもなければ、すごい大きいというマイナスもプラスも感じることなく、いつもの上映とうまいこと体感で比較ができなかったので、なんとも言い難かったです。
爆音上映かどうかは私にはあまり関係ないのかもしれないですね。
でも、映画がステキだったから全然損した気分ではないんです。無意識に恩恵を得ているのかもしれません。
とはいえ、貴重な機会をありがとうございました。
やはり、人生において何度も繰り返して思い出す映画の一つだなぁとしみじみ思います。
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