「アメイジングスパイダーマン」が大好きな私は、本作の公開を聞いて、少し残念に思っておりました。
スパイダーマン
ホームカミング
を観てきました。
公式サイト:http://www.spiderman-movie.jp/
スパイダーマンが「シビル・ウォー」に続いてMCU(マーベルシネマティックユニバース)参戦作第2弾にして、新シリーズ第1作。主人公のピーター・パーカー役をトム・ホランドくんが演じるシリーズです。
観てきた感想をざっくり一言で言うと
かなり良い!
すっごい好き!
という傑作でした。
もうちょっと詳しい感想を書いていきます。
●かなり親近感の湧くパーカーくんでした!
「シビル・ウォー」時点ではてっきりお調子者でイケイケな感じの少年だと思っていた今回のパーカーくん。蓋を開けてみれば思いっきりギークボーイ!全然イケてない組の男の子でした。
そんな少年が、半人前ヒーローとして四苦八苦して成長するすっごく純で熱い物語でした。これ、私の大好物なやつですよ。なんだか勝手にチャラそうに思っていた私が間違っていました。すみません。
すごく良かった!すごく良かったよ!!トムホくん!!
一般人としての人生と、ヒーローとしての人生の2つの道に別れた岐路にパーカーくんが立たされ、その都度少し立ち止まるのですが、すぐにヒーローの方の道を真摯に取っていく姿に心を打たれます。甘えた選択肢を全く考えないわけではないんだけど、すぐにヒーロー然とした道を選べる今回のパーカーくんの姿は、これまでのスパイダーマンシリーズともまた違った非常に魅力的なものでした。
ベクトルは違うけど、今回のパーカーくんも大好きだ―!
どうでもいいけど、CMのこのシーンはない。勝手に作んな。
●ヴィランの仕掛けもこれまた素敵!
そして今回のヴィラン(悪役)・バルチャーもこれまた魅力的!
設定や奇怪なビジュアル、そしてバルチャーを演じるマイケル・キートンさんの演技も相まって、個性的で深みのあるキャラクターとなっていました。
バルチャーのスピンオフ映画、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」もよろしく!(嘘)
そしてなんといっても中盤・バルチャーのある秘密が明かされてからの演出が非常に良い!
バトルシーンではないところでパーカーとバルチャーがぶつかり合うシーンがあるのですが、そこの緊張感が見事でした。実は今回、アクションシーンこそそれほど魅せるものではなかったように思っているのですが、このパーカーVSバルチャーの会話シーンがそれを気にさせないぐらいのお気に入りポイントとなっていまして、あまり気にはなりませんでした。
CMのダメだしその2。本編のアクションシーンが限られてるのは分かるけどいろいろ見せすぎです。
想像以上に快作が飛び出したスパイダーマン新シリーズ。これなら楽しみにシリーズを追えるなぁと一安心です。「アメイジングスパイダーマン」ロスを埋められる“別の”スパイダーマンでした。
この夏、万人にオススメできる作品は「パイカリ」とこれでしょうか。
アニメ映画をオススメしねーのかよ!って話になると、今夏はどの作品も癖が強いと思っているので、ご容赦くださいませ。
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