【大护法】今年の中国アニメ映画の注目株は残酷描写有り！？この夏のヒット作品なるか

中国アニメ映画話が続いてしまうのですが、今年、気になるアニメ映画が中国で登場するようなので、その話を。

気になっているアニメ映画・・・

それは「大护法」というタイトルの映画です。

ポスターのインパクトもさることながら、本作はなんといってもPG13作品（※13歳未満は保護者の助言・指導が必要）を公言しているような暴力描写が描かれていることが注目点。

赤いのが主役。っていうか手前のやつ生首じゃねーか。

暴力描写への制限がちょっと厳しかったりする中国で、珍しい攻め方である点や、アニメ映画と言えば未だキッズ層市場というイメージが強い中で、もっと上の層を対象にした作品である点など、特殊な印象が強いです。

「魁拔」や「劇場版十万个冷笑话」などキッズ向け映画ではない中国アニメ映画が出てきたのも割とここ数年の話らしいですからね。

また、キャラクターデザインや質感は私の大好きな韓国アニメ映画「アーチ＆シパック世界ウンコ大戦争」を思わせる具合も気になるところ。ちょっと可愛いぐらいの頭身のキャラクターでハードめなことやる映画って、それほど数がないだけに、このニッチなラインの中国アニメ映画が登場するとは思ってもみませんでしたよ。

スタイリッシュ暴力！「アーチ＆シパック」は傑作です。

今年はまだ『これ！』という中国産アニメ映画が登場していないだけに、「西遊記ヒーローイズバック！」や「ビッグフィッシュ＆ベゴニア」のようなヒット作になれるかという点でも注目されている様です。

「ビッグフィッシュ＆ベゴニア」ですら、キッズ集客に苦戦する作品だったので、ストレートに暴力描写がある本作は、興行厳しそうです。うーん、頑張って欲しいんだけどね。

そういえば中国って銃殺による死刑が行われてるのよね。前に見た写真ではもっと至近距離だったけど。

公開は7月13日。

思わぬ大ヒットをかまして、中国のアニメ映画史に名を残す一作となったら面白いです。

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